実績(令和3年度)

公開森林実習「大隅の森と人」
(2022年3月14日・23日)

 今年度は新型コロナウイルスの影響で現地にて実習が難しく、、
初めてのオンライン開催となりました。
参加大学は北海道・京都・静岡・信州大学、日本大学から参加計14名の参加となりました。
各々で本演習林の動画を事前に見てもらい、全員がオンライン上で集まり、動画を見て疑問に
思ったことや、もっと知りたいことなど、ディスカッションを行いました。
やはり、各地の森林の状況とは南九州の森林は違うので、多くの質問が挙がりました。
 今回は現地に集まることはできませんでしたが、落ち着いたらこのメンバーで高隈演習林に
集まれるといいですね。
                     

北海学園大学「地域研修Ⅱ」
(2021年12月9日~11日)

 実は昨年度計画されていた本実習ですが、新型コロナウイルスの影響で昨年度はやむなく中止に、、
今年度ようやく実施することができました。学生12名、教員1名、計13名で遠路はるばる北海道から来演されました。スケジュールは2泊3日間の滞在でした。
 高隈演習林にて、南九州の自然を堪能し、丸太の流通について学んだり、チェーンソーの使い方も体験しました。北海道とは気候が全く違うため、特に植物については全てが新鮮に感じられたようです。「竹の現物を初めて見ました」という学生さんも居てこちらも驚きました。こちらでは当たり前の風景ですが、独特な風景だったのかもしれませんね。
 最終日は、本学のキャンパスにも立ち寄り、森林政策学研究室の学生さんとの交流もできたようです。鹿児島までなかなか来る機会は無いと思いますが、もしまた機会がありましたらぜひお立ち寄りください!                                          

長崎大学教育学部「ゼミナールⅠ・Ⅱ」
(2021年11月16日~11月20日)

 昨年度は垂水小への訪問して実施した「きこりにチャレンジ!」でしたが、今回は演習林での開催が可能となりました。そして、昨年度のメンバーも演習林での開催ということで現地で「リベンジしたい!」と今年も来てくれました。長崎大生12名、本学学生も4名参加し、計16名で垂水小の5年生を受け入れることになりました。
 総勢16名での研修も打ち合わせも時間は多少かかりますが、学年が違ったり、学部が違うので、様々な考えがあり、皆で翌日の受け入れに備えて試行錯誤、工夫をしていました。
 演習林での実施は2年ぶりでしたが、やはり現地での体験は児童たちも、学生たちもいきいきして活動していました。リアルな体験に勝るものはないですね。天候にも恵まれ、屋外でのびのびと活動が出来て本当に良かったです。                                                             

                              

岩手大学「暖帯林概論」
(2021年9月1日~3日)

 昨年に引き続き、新型コロナウイルス感染拡大の影響によりオンラインでの実施となりました。昨年度は初めてのオンライン実施で8人の受講でしたが、今年度はなんと25人!!大人数でのオンライン実習はどうなることかと心配しましたが、3日間、25人と担当教員、また本演習林の職員、本学学生、本演習林隣接地域の方と活発なやりとりを行うことができました。
 事前に本演習林や、地域貢献活動、学生が地域に関わっている活動の動画を見てもらいました。岩手大学の演習林との違い、外から見た岩手大学の演習林。様々な角度から暖帯林、温帯林のことを考えられたかと思います。実際に鹿児島まで来れなかったからか、いつか絶対に鹿児島に行ってみたいです!!という気持ちが強くなったようです。ぜひ、鹿児島の演習林に来て本物に触れてくださいね!             

志學館大学「フィールドに学ぶ環境科学」
(2021年7月11日)

 本実習は新型コロナウイルス感染症を考慮し、昨年度から日帰り実習(令和元年度迄は1泊2日間で実施)となりました。その補完として、従来の志學館大学での事前講義に加えて事後講義を行っています。
 事前・事後講義では森林に関する疑問を自由に出してもらい、本演習林の教員・職員が答える時間を設けました。普段は全く違う分野を学んでいる学生の為、森林に関する様々な質問が挙がりました。
 そして本演習林での実習は、限られた時間ではありましたが、天候にも恵まれ、屋外にて見学コース散策、植物採集、火起こし等を体験してもらいました。グループで共同作業を行うのはなかなか難しい状況ですが、屋外ということもあり十分に間隔をとりつつ、学生さん皆で同じ経験を共有することが出来ました。
                    

                

長崎大学「ゼミナールⅠ」
(2021年6月27日~7月1日)

 今年度で連続7年目の利用となります。本実習は本演習林で受け入れている地元小学校の総合学習に合わせて実施されます。1学期6月は森林散策と沢登り、2学期11月は林業体験を行います。
 総合学習受け入れ前日は、実際の散策コースの下見、ワークシートの作成、児童への声かけについて学生同士で打ち合わたりと、深夜まで入念な準備が行われました。学生たちは初めて訪れた演習林を翌日には小学生に案内するので散策コースを覚えるだけでも大変ですが、受け入れ当日、学生たちは児童たちを連れてしっかりと案内し、児童たちもいろいろな気付きを学生に投げかけていました。沢登りも危険な場所は注意を促し、自由に遊べるスペースでは見守り、児童たちも十分に屋外での活動を楽しんだようです。
 長崎大学生、次回は2学期の林業体験に合わせて来演となります。またお待ちしております。