実績(平成27年度)
公開森林実習「大隅の森と人」(2016年3月20日~23日)
今年度最後の実習、公開森林実習「大隅の森と人」が無事終了しました。北は北海道、南は高知、8大学13人の学生の参加となりました。この実習は、「屋久島の森と人」という公開森林実習と2本立てになっていて、3泊4日を屋久島で過ごした後、大隅半島の高隈演習林で3泊4日の実習を行います。
高隈演習林では、屋久島とは全く違う森林や林業を学びます。また近隣の山村集落で、集落散策や農家作業体験・民泊を実際に体験してもらいました。計6泊7日の実習で、多くの学びを得た学生たち。「またこの場所に来たいと思います!」と最後まで名残惜しそうに、全国へ帰って行きました。各地でそれぞれ頑張ってほしいです。
今回の実習の始まりは。。。屋久島からフェリーに乗って! 高隈演習林のある鹿児島・大隅半島へ向かいます。 | |
演習林近くの農家さんのお茶畑にて。 この学生はお茶農家の作業を体験しました。 他にも焼き芋を焼いたり、蒟蒻芋からこんにゃくを作ったり、と様々な体験学習を行いました。 | |
山村集落の暮らしを学ぶ。 ということで 1泊は、集落のお家で民泊しました。 田舎料理、豪快バーベキュー、昔の写真、カラオケなどなど。 各家庭でそれぞれの時間を過ごしたようです。 | |
前半の実習を入れると、6泊7日間をともに過ごしたメンバー。 同じものを見ても食べても、考えること、感じることが違う! そんな価値観をみんなで共有して、深い絆ができました。 |
長崎大学・教育学部(井手弘人研究室) 様(2016年3月7日~9日)
今年度4回目の利用となりました、長崎教育学部・井手研究室の皆さん。
地元の小学5年生の総合学習に学生リーダーとして加わります。
今回の総合学習は「きこりにチャレンジ!」と題して、演習林の技術職員が講師となり、植林や間伐などの体験府学習を通して、林業や日本の森林について学んでもらいます。長崎大学の学生さんは、児童が主体的に取り組むようにそのサポートとしてグループごとに児童を見守ります。
林業の作業は初めて、という学生さんがほとんどにも関わらず、それぞれに児童と向き合って、疑問や自主性を引き出す声掛けに取り組んでいたようです。
スギの植林。児童たちは鍬を持ち、 丁寧にスギの苗を植えていきます。 学生たちは、微妙に距離を取り、 児童の自主性を如何に引き出すか、 手は出さず見守ります。 | |
間伐の体験をさせる前に、 既に切ってある丸太で、のこぎりの使い方の練習。 | |
いよいよ、林内にて間伐! |
九州大学・農学研究院森林計画分野 様(2016年1月7日~9日・3月4日~8日)
2016年、年明け1回目の共同利用です。
九州大学・森林計画学の学生さんが論文研究の調査に来られました。この学生さんは、鹿児島大学卒業し九州大学への進学後も演習林での調査を続けています。異なる下刈方法を試して下刈りの省力化の研究をされているとのことでした。
もう1月なので高隈演習林も本格的に寒くなってきています。寒空の下、スギ林の中での調査となりました。
今後も調査を継続して、いいデータが得られるといいですね。またお待ちしています!
※下刈り:植林した木を健全に育てるために、植林後数年間、邪魔になる雑草や低木を刈り払う作業のこと。
森林利用学会・高隈演習林現地見学会(2015年12月4日)
今回は、共同利用拠点事業を兼ねて森林利用学会の現地見学会が高隈演習林で行われました。
全国から14の大学の教員・学生の皆さんが訪れました。
普段から高隈演習林の技術職員が生産現場で使用している高性能林業機械や、生産システムの見学はもちろん、
今回はなかなかお目にかかれない、最新高性能林業機械を業者さんご協力のもと、見学して頂きました。
(見学会場を2箇所に設定し、自由に見学できるように工夫してみました!)
初めて見る高性能林業機械に皆さんに張り付いて、機械の動きを動画に収めたり、構造について熱心に質問されていました。生産現場に立ち会うことが特に少ない学生さんは、とても貴重な経験になったとのことでした。
また、翌日は鹿児島大学・郡元キャンパスで研究発表も行われたようです。
車体も大きく、技術が必要です。 専門のオペレーターが操作します。 アームが伸びる分、遠距離の立木を伐倒できます。 | |
この機械はとにかく大きいです! タイヤの高さが、大人の胸高あたりまであります。 そして8輪駆動。 | |
こちらは高隈演習林の高性能林業機械。 (フェラーバンチャザウルスロボ) 刃先が特徴的。 皆さん、機械の細部まで観察しています。 |
志學館大学・歴史地理コース 様(2015年11月29日)
今回は、鹿児島市内の志學館大学人間関係学部の原口泉教授が・歴史地理コースの学生さんと訪れました。
鹿児島の歴史(特に薩摩藩)に精通していらっしゃる原口教授ですが、今回は高隈演習林のお隣の集落
「大野地区」開拓100年の歴史、そして今の人々の暮らしや文化を調査に来られたようです。
まず、午前中は高隈演習林内を散策してもらいました。ここ高隈演習林も開山して今年で106年目になります。
昔は大野地区の多くの方が演習林で働いていて、演習林は人々やその暮らしと繋がってきました。
山林が身近にある、林業で生計を立てる暮らしは、農業や漁業とは違う生活になると思います。
午後からは、大野集落の散策へ。集落の人々に解説してもらいながら、人々の生業や食文化・生活に直に触れて、見て
味わってもらいました。雨も降りましたが、高隈演習林・大野集落、100年の歴史を感じてもらえたと思います。
大重羽神社(おおばえじんじゃ) 「棒踊り」という伝統舞踊もここの境内で奉納されます。 | |
大野集落には、 伝統工芸品「薩摩ボタン」の職人さんも住んでいます。 (薩摩ボタン製作アトリエ見学。) ※薩摩ボタン:江戸末期に軍資金を得るために制作された。 陶器のボタンの上に植物や風景等の美しい絵付けがされている。 |
長崎大学・教育学部 様(2015年11月25日~27日)
なんと、今年度3回目の利用になる長崎大学教育学部の皆さんです。
今回も、地元の垂小学校の総合的な学習の時間「森の探検隊」に合わせての実施になりました。
大学生は、リーダーとして班を受け持ち、こどもだちが十分に活動できるように支援するという立場です。
(1回目は「川の源流体験」に参加しています。)
この活動には鹿児島大学の学生・院生もリーダーとして加わります。十分に連携が取れるように、夜は打ち合わせをして、翌日の活動に臨みます。お互い慣れてきて、チームワークもよくなっているようです。
そして今回、初の試みが用意されていました。こどもたちが、森の中で感じたこと・発見したことをどのように表現してもらうか?どうすれば、共有できるか?
引率の井手先生を中心に、長崎大学の学生さんが考案してくれた今回の手法は、、、『俳句』でした!
森の探検で感じた自然を俳句で表現して、その俳句の感想を本人伝える、というやりとを行いました。
感じたことを文章にする、限られた文字での表現、こどもたちが苦戦するかと思いきや、多くの俳句が並び、
スタッフ側も驚きました。表現させる工夫も大事ですね。
これまでにない教育学部の視点も加わり、例年とは一味違った「森の探検隊」となりました。
一クラス目。あいにくの曇り空。。。 それでも、カッパを着て元気に探検に出発します! | |
落ち葉のじゅうたん広場。 何が見つかった?学生が気づきを促します。 | |
—-探検終了—— 森を探検して気づいたことは? こどもたちは、発見したことを表現するために考える時間。 そんなこどもたちを、なるべく口を出さずに、支援する学生。 | |
3日間のスケジュールが無事終了! 演習林のバスで桜島フェリーまでお送りします。 今回もお疲れ様でした! |
熊本県立大学・森林生態学研究室様(2015年11月16日~11月18日)
今回はお隣の熊本県より、熊本県立大学・森林生態学の皆さんがいらっしゃいました。
1日目は枝打ちと除伐・玉切り・搬出の作業を人力で。2日目は、高性能機械による伐出現場を見てもらいました。
昔ながらの、のこぎりによる手作業と機械による伐出、体験しながら比較してもらえたのではないかと思います。
2日目はせっかくの機会ということで、林業機械の試乗・操作も体験してもらいました。初めての林業機械に皆さん緊張していましたが、少しずつ慣れると丸太も挟めるようになりました。
今回は雨天が残念でしたが、次回はぜひ青空のもとで実習して頂けると嬉しいです。
枝打ちの必要性と、方法について職員の説明。 この後は全員で黙々と、のこぎりと枝打ちばさみで枝を バサバサ落としました。 | |
グラップルの操作を体験してもらいました。 となりに職員がついて指導します。 皆さん、恐々、慎重にレバーを動かしていました。 | |
雨は降りましたが、しっかり現場見学を行いました! 技術職員と一緒に。 |
宮崎大学農学部応用昆虫学研究室様(2015年10月10日~10月11日)
10月になりました。大学後期の授業もスタートし、高隈演習林はだいぶ涼しくなってきています。
先週は3連休を利用した、宮崎大学農学部応用昆虫学研究室と鹿児島大学農学部害虫学研究室の合同研修会が行われました。この研修会はここ数年続いている研修会です。
両研究室合わせて36名という大所帯でしたが、夜はバーベキューで交流会、 また灯火による昆虫採集も行われたようです。来年もまたお待ちしております。
講義室にて両研究室の研究内容発表。 | |
灯火による昆虫採集。 | |
恒例のバーベキュー。 |
宮崎大学様(2015年9月26日~9月27日)
夏休み最後の共同利用は、宮崎大学と鹿児島大学・森林政策学研究室の1泊2日・合同合宿ゼミでした。
1人1時間という発表時間で、両大学の研究室生が発表を行い、2日間、中身の濃いゼミになったようです。
両大学で実施することで、様々な意見から、お互いに新たな視点、論点が見えたかもしれませんね。
今回初の試みだったということですが、双方「実施して良かった!」と好評だったようです。
またのご利用をお待ちしてます!
講義室にて研究内容の発表。 | |
交流会も兼ねた夜ごはん。 今回は鍋でした! |
北九州市立大学・地域創生群 廣川ゼミ様(2015年9月13日~9月15日)
普段から農山村を歩きながら、農山村の暮らし方や、人と人、人と自然環境の関わりを学んでいる皆さん。
今回は、本演習林の隣にある地区「大野地区」が、その学びの場となりました。
地域づくりや地域活性化に興味を持つ学生さんと、地域活性化に意欲的に取り組んでいる大野地区。その交流と出会いは大変貴重なものになったようです。
そして演習林では、これまでとこれからの林業、そして木を利用する、ということを学んでもらいました。
普段のフィールドワークより本格的な林業の現場で間伐作業。最初は慣れない作業で大変そうでしたが、職員の指導の元全員で協力し、丸太の運び出しまで行いました。
3日間でしたが、林業体験、野外炊事、フィールドワーク等々、多くのプログラムを実施することができました。
初日は、野外炊事を体験したい、との要望で、 飯盒でお米を炊きました。 斧と鉈を使って薪割も体験。 日常生活ではなかな使わない道具ですが、 山では必需品ですね。 | |
2日目は、いよいよ大野地区の散策へ出発! 晴天の中、4時間歩きました。 地区の人から、日々の暮らしや仕事、 住民の繋がりなど、話を聞かせてもらいました。 | |
夜は、地区の住民の方と大交流会。 初めて会ったはずなのに。。。 「お互いの人生や、 夢を語ることができて、とても貴重な時間でした。」 と学生さんが後から教えてくれました。 | |
最終日は、林業体験。 「なぜ、間伐をするのか?」 「どの木を間伐する?」 職員が投げかけます。 | |
現代の林業の手法とはちょっと違いますが、 今回は敢えて原始的・林業体験をしてもらいました。 苦戦しながらものこぎりで伐倒しました。 |
岩手大学・暖帯林概論(2015年8月31日~9月2日)
この実習は、1979年から岩手大学と本学の森林系コースの間で行われるようになった交換実習で、36年も続く歴史ある実習になっています。北国の学生に、南国の暖帯林を実地にて体験させようという狙いです。今年は30名の岩手大学生の皆さんが参加。(交換実習ということで、鹿児島大学生は岩手大学で学ばせて頂いています。)
初日は鹿児島大学から桜島へ行き、桜島の成り立ちや火山活動について学びました。夜は、恒例の交流会。前年に岩手大学でお世話になった鹿児島大学生が岩手大学生をおもてなしする番です。
翌日は雨の降る中、天然林と人工林を見学。そして、後半戦。世界遺産の屋久島へ旅立ちました。
鹿児島と岩手という、遠距離ですが、これからも岩手大学・鹿児島大学、相互の学生の交流・実習が充実したものになるように取り組んでいきたいと思います。
初日の夜は、演習林にてバーベキュー! 鹿児島大学生との交流会です。 昨年岩手大学へ実習に行った学生が、おもてなしします。 | |
演習林内のヤクスギ巨樹の森にて記念撮影。 小雨でしたが、歩いて、樹木に触れ、においを嗅いで。 暖帯林の風景を楽しんでいました。 | |
世界遺産・屋久島へ。大川の滝にて天気も回復! 圧巻の風景ですね。 |
公開森林実習「南九州における素材生産・流通システム実習」(2015年8月24日~8月28日)
この実習は、他大学の農学系学部学生対象の公開森林実習です。
しかも、鹿児島大学が開講している社会人向けの「林業生産専門技術者養成プログラム」と同時開催するもので、受講生は林業のプロたちに交じって実践的な生産技術や加工・流通等を学ぶという、大変ユニークで全国でも本学でしかやっていないプログラムです。
前半は高隈演習林で講義を受けてもらい、後半は熊本(人吉・球磨)へ遠征。林業の現場で生産システムや林業機械を見学し、プレカット工場では現在の住宅産業事情を聞いたり、製品の加工を見学してもらいました。
林業のプロたちと合流。最初は少し緊張してるようでしたが、すぐに打ち解けることができました。 受講生と年齢の近い若い方から、林業経験年数50年以上という、大先輩もいらっしゃいます。 なかなか無い機会です。いいお話が聞けたかもしれませんね! | |
現場には、見どころや、教材が多くあります。 担当教員が見どころを説明します。 | |
架線系の機械の見学。 現場仕事の大変さ、危険さを改めて感じたようです。 |
鹿児島国際大学様(2015年8月19日~8月21日)
鹿児島市内・薩摩半島から、国際大学の皆さんが来られました。
引率の先生はモグラやコウモリがご専門とのことで、演習林内で小動物の捕獲や観察・調査をされました。
また、植物観察の実習も受けてもらいました。 鹿児島市街地ではなかなか目にすることのない珍しい樹木にも触れたり、たまには味わってみたり!
モグラの剥製の作業風景や、モグラのトンネルの見つけ方等、 我々演習林にとっても貴重な機会でした。
ありがとうございました。 またのご利用をお待ちしてます!
地面の表面のわずかなふくらみから、モグラの通り道を探りだし、 掘ってみると。。。! モグラのトンネルが出てきます。そこへ、オリジナルの罠を仕掛けます。 | |
動物以外にも、植物についても学んでもらいました。 大きいこの巨樹は、ヤクスギです! | |
なんと翌日にはモグラが罠にかかっていました。 (鼻の先の部分・ピンク色が見えてます。) |
長崎大学教育学部様(2015年8月6日~8月9日) 【今年度2回目】
長崎大学教育学部の皆さんは、6月に引き続き、今年度2回目の利用になります。
今回は、垂水市の地区(協和地区)と、本演習林の歴史の聞き取り調査を行いました。
これには、本演習林の歴史を調査・研究している本学の学生(農学部)も加わり、共同調査となりました。
協和地区では、地元の子供たちの聞き取り調査を支援するという形をとり、
演習林では、昔存在していた集落へ当時の住民の方と実際に行き、学生から質問するという形をとりました。
暑い中、今は無き集落の歴史を探ろうと、一生懸命質問されていました。
本学の学生も、他大学の学生さんからの質問を聞くことで、改めて考えさせられることもあり、
有意義な調査になったようです。
長崎大学の皆さんには、冬にまた来ていただく予定になっています。楽しみにしてます!
協和地区公民館にて。 地区の方から歴史を一通り聞いた子供たち。 今度は質問をする側に回ります。 学生たちは子供たちが何を感じたのか、 丁寧に聞き出しながら、 質問を一緒に考えていきます。 | |
演習林内にて。 お話しを聞かせてくれた、おばあちゃん。 みんなのおやつにと、 茹でた落花生と鹿児島の郷土料理「がね」 を持ってきてくれました! | |
協和地区の子供たちと一緒に。 |
西日本林業経済研究会様(2015年7月10日~7月12日)
森林政策・森林経済分野の研究者、院生、学部生の方々が、遠くは東京、また沖縄からもいらっしゃいました。
社会人人材育成や環境教育等、本演習林で取り組んでいる事業の説明を行い、実際に演習林内の散策も行いました。 また、地元の方にもご協力いただき、集落の散策も行いました。
2日目には、足を延ばして、国内で一番原木輸出港である志布志港や曽於地区森林組合の見学もされたようです。
台風が同時に3つ発生するというタイミングでしたが、天気も持ちこたえくれて、非常に中身の濃い3日間を過ごして頂けたかと思います。
演習林内の見学は、技術職員が担当しました。 ヤクスギのクローンの巨樹です。 | |
集落散策の一コマ。 集落で一番力を入れている特産品について、 地元の方に説明してもらいました。 | |
志布志港にて。 大量の丸太が積まれています。 |
長崎大学教育学部様(2015年月6月1日~6月3日)
長崎大学教育学部の皆さんがゼミの授業の一環(総合的な学習の時間における体験活動支援場面の「知」の転移・生成過程分析)として来られました。
本高隈演習林では、地元の小学校の総合的学習な学習で、沢登りを実施しています。その際の、児童のグループごとの引率は大学生。これは、鹿児島大学院生向けの授業の一環です。そこへ今回初めて、他大学の学生が加わることになりました。
長崎大学の学生さんは、初めての場所で沢登りをしつつ、小学生のサポート、またその活動分析と、大変だったかと思いますが、その分充実した時間を過ごしてもらえたのではないかと思います。
本演習林における沢登りを教育的視点から分析して頂き、我々も新たな視点から考えさせられる貴重な機会となりました。
1日目は、鹿児島大学の学生がグループのリーダー、 長崎大学の学生さんはサブリーダーにつきます。 お互いに、いい経験になりますように! | |
どういった場面で、児童はどのように考え、どのような行動をとるのか、行動や発言を気にされていました。 | |
2日目にして、グループのリーダーを担当。 皆さん、何事にも積極的に、意欲的に取り組んでくれました。 お疲れ様でした!! |
ロッテンブルク大学様(2015年5月18日~5月20日)
ドイツ・バーデンビュルデンベルグ州のロッテンブルグ大学より、学長・教授・学生、また森林管理者が日本の林業の視察の為、来日されました。
高隈演習林では、技術職員による素材生産現場の見学、森林管理局・鹿児島県職員の方との意見交換会を行いました。意見交換会では、ドイツと日本の林業には様々な面で違いがあるようで、双方から質問が飛び交い、活発な意見交換会となり、今後の交流の発展に期待が高まりました。
海外からの実習生を本格的に受け入れたのは今回が初めでしたが、林業だけではなく、日本の食事や文化を堪能してもらえたのではないかと思います。また鹿児島大学の学生との交流もあり、有意義な国際交流の場となりました。
現場見学の説明は、ドイツ語や英語で行われました。 様々な視点から、質問が出てきました。 | |
ドイツと日本の林業関係者による情報提供と意見交換会。 熱心に質疑応答が行われました。 | |
2泊3日間お疲れ様でした。 またのご利用をお待ちしております! |
玉川大学農学部様(2015年4月20日~4月22日)
東京・玉川大学から卒業研究の為、利用して頂きました。高隈演習林内の植物のサンプリングを行われました。
お問合せ先
内容、日程等の詳細は相談にて。お気軽にお問合せ下さい。
〒891-2101 鹿児島県鹿児島市海潟3237 鹿児島大学農学部附属演習林
Tel:0994-32-6329 Fax:0994-32-7665
事務係:E-mail:tf-jimu@agri.kagoshima-u.ac.jp
担当教員(井倉):E-mail:inotch@agri.kagoshima-u.ac.jp