実績(令和1年度)
西日本大学工学部「卒業研究Ⅱ」
(2019年11月16日~18日、11月30日~12月2日、
12月14日~16日、2020年1月11日~13日、1月25日~27日)
平成28年から当演習林の調査プロットで調査を行っています。今年度は5回来演されました。 毎回学生メンバーは変わるのですが、学部4年生から院生まで。来演は3人と引率の先生で計4名です。 林内で一面せん断試験を実施。時間がかかる調査で正確性も求められる試験なので、疲れたかとは思いますが、無事データがとれたようです。 また来年度もお待ちしております。※写真は以前の一面せん断試験中の様子。
林内から切り取った表層土層です。 | |
せん断試験装置にセットして 一定の力を加えていきます。 |
雲南農業大学「グローバル人材育成(雲南)研修」
(2019年12月25日~26日)
平成28年から利用され今回で4年目となります。今回は教員3名、学生9名の計12名です。
演習林で日本林業や森林環境教育を、隣接する大野地区で中山間地域の暮らし(文化・農業・林業・畜産業等)の状況を学びました。この季節なので屋外は寒く、また高隈演習林はさらに寒さが増すのですが、皆さん活発的に活動され、大野地区散策の際には振る舞われたつらさげいもの焼き芋で大変喜んでいました。
1泊2日間という短い時間ではありましたが、演習林も大野地区も見学して頂き、演習林産のスギで出来たコースターも大変喜ばれました。
演習林の素材生産現場を 見学に行きました。 | |
土場で丸太の流通について学びました。 | |
見学コースにあるスダジイ (推定樹齢300年)の前で記念撮影。 | |
午後からは隣接する地区(大野地区) の視察へ行きます。 その前に事前講義で演習林と地区の連携について学びます。 | |
地区の神社、「大羽重神社」も 見に行きました。 | |
大野地区はサツマイモの生産が盛んです。 地区で運営されている貯蔵庫も見学しました。 | |
サツマイモ農家さん宅にもお邪魔しました。 この地区は昔から、サツマイモをつるして、 寒風にさらし熟成させる手法をとっています。「つらさげいも」と呼びます。 農家さんがつらさげいもの焼き芋を 試食させて下さいました。 | |
記念品として演習林産のスギで作った コースターをプレゼントしました。 1泊2日間お疲れ様でした。 |
長崎大学「ゼミナールⅠ」
(2019年11月26日~28日)
今回は垂水小の2学期の総合学習「きこりにチャレンジ!」に合わせて来演しました。
今回の為に、すでに夏合宿で林業体験の研修を終えています。今回は林業体験ということで、児童と関わるのは学生だけではありません。演習林の技術職員が児童たちの班付き親方として技術指導を行います。今回学生は親方と児童達をつなぐ役割を担うことになります。林業とはどういう職業か、林業で生産される木材はどこへ行くのか、森林を守るためにはどのような林業を行えばいいのか、、、難しいかもしれませんが、少しでも児童たちに多くのことを持ち帰ってもらうために 学生はそれぞれの場面で積極的な声かけを行いました。
児童たちは、初めてのヤマグワの扱いや傾斜地での植栽、のこぎりによる伐に苦戦しながらも、親方の助言の元、班のメンバーで協力して、しっかりと作業を追えました。その後、樹齢90年生のスギを職員がチェーンソーで伐倒し、プロセッサで採材を行い、現代の林業作業を見学してもらいました。
最初は林業に対して怖いイメージや、あまり自分たちに関りが無い職業だと思っていた児童たちも、体験を通じて林業という職業や、林業の必要性に興味をもってもらえたようです。
児童たちを迎える前に、 技術職員(親方)と事前に打ち合わせます。 | |
山に出かける前に、準備体操!! | |
今回はこの場所にスギの植栽を行います。 | |
技術職員が児童たちに紹介されます。 (「親方こわそう。。」という声もちらほら) | |
1人3本ずつ苗が配られました。 スギの苗をまっすぐ植えられるように 一生懸命です。 | |
スギの間伐。 どうすれば倒れるか、 親方が丁寧に教えてくれます。 | |
無事伐倒出来たら、みんなで協力して 持ち運ぶ大きさにカットします。 | |
樹齢90年生のスギ。 さすがにこの木は チェーンソーで切り倒します。 | |
伐倒の瞬間。 児童たち「おおおーーーーーーーー!!」 | |
「クラス全員で乗っても大丈夫だね」 「こんな大きいののこぎりじゃ切れないね!」 「倒れるときの音、すごかったねー」 と大興奮の児童たち。 | |
「この後、どこへいくんですか?」 「白い数字は何?」 木材の流通や、どの程度でで売られるのか を学びました。 |
宮崎大学農学部森林経済学研究室「卒業論文」(2019年10月5日~6日)
宮崎大学農学部森林経済学研究室と本学農学部森林政策学研究室の秋ゼミ。今年度4月に一度合同ゼミを行っているので今回は2回目となります。
1泊2日の中で、両大学生から卒業論文の内容が発表され質疑応答がなされました。OBや九州大学の方も加わり、様々な意見が発言されたようです。 なるべく多くの方に見てもらい、論議した方が中身の濃い論文になるかと思います。 優秀発表者賞、という賞があり受賞者にはトロフィーが渡されるそうで今年は宮崎大学の学生さんが受賞されたとのことでした。 大学対抗では本学の研究室が優勝したようです。今後も切磋琢磨で頑張ってください!
宮崎大学農学部応用昆虫学研究室「卒業論文、特別研究(植物生産科学)」(2019年9月28日~29日)
毎年恒例の合同ゼミです。台風時期の開催なので天候が心配されますが、無事に実施できました。両大学から2名ずつ、卒業論文、修士論文の発表が行われます。そして夕食は毎年お楽しみのバーベキューです。その後は、灯火による昆虫採集を行っています。高隈の森なら、多くの昆虫が集まりそうですね!論文提出まで折り返し地点も過ぎました。今回のゼミでもらった意見を生かして下さいね!
発表風景① | |
発表風景② |
琉球大学農学部「森林政策学演習実習」(2019年9月8日~14日)
今回で4年連続のご利用となります。今回は、3年生5名、4年生3名、教職員3名、計11名の来演となりました。
初日の夜は4年生の卒業論文のゼミが行われ、2名が研究テーマについて発表を行い、教員や後輩たちからも質問を行いました。
3年生は超音波樹高測定器や照度計、ポケットコンパス等の調査器具を初めて使う人も多く、翌日からの調査にスムーズに入る為、初日に何度も練習しました。
2日目はまず、地図とコンパスだけで実習地に向かう、という試練です。方角や距離、等高線や林道を地図から読み取りながら無事学生だけで実習地に到着できました。そして自分たちのプロットをしっかり調査し、翌日に伐倒する選木まで行いました。午後からは宿舎近くの土場に戻り、チェーンソーの使い方を技術職員に指導してもらいました。防護服もしっかり装備して、受け口追い口をチェーンソーで丁寧に作り、終わるたびにアドバイスをもらい、何度も練習します。翌日には2本ずつ伐倒を行うので、皆さん真剣です。
3・4日目はいよいよ伐倒。緊張の面持ちで伐倒作業に入ります。チェーンソーを使う前には、伐倒方向、退避場所、頭上・周囲の安全等しっかり1人ずつ声を出し、指差しして確認してもらいます。昨日の受け口のイメージを思い出しながら、チェーンソーで伐り進めていきます。樹木が倒れた瞬間は安堵と達成感が学生さんの顔に見えました。一方4年生は4日目だけ別メニューへ。枝打ちは毎年恒例ですが、今回は演習林の大人気プログラム渓流踏査も行いました。実習中は伐倒・製材・搬出作業で時間的に余裕が無いのですが、参加2回目の4年生だけの特別プログラムです。5日目には4年生が合流し、製材された丸太の搬出作業に掛かりました。生木は重く、なんとか担げるものからロープで引き出すものまで。全員で力を合わせ、林道近くの土場まで200m程搬出し終えました。
6日目は、午前中に演習林内散策、午後からは近くの木材製材会社への見学、最後の夕食はバーベキューで締めくくりました。7日目は手鋸による受け口切り、学生VS教職員による丸太早切り対決を行いました。
最後に振り返りを行い、皆さんそれぞれ感想を発表。力を合わせること、作業内容を踏まえて先を読むことの重要性を頭で体で痛感したとのこと。4年生は3年生の時には見えなかったことが見えてきた。と話していました。
体力勝負の実習でしたが、多くのものを得られたことかと思います。また来年度もお待ちしております!
自分自身が納得できるまで 何度でも受け口の練習をしてもらいます。 | |
いざ本番。 林内は足場が悪かったり、 立木には苔がついていたり。。。 昨日の状況とは違いますが、 1人ずつ丁寧に伐り進めていきます。 | |
伐倒が終わると、 造材作業に入ります。 今回は2名の女子学生が参加。 思いチェーンソーをしっかり持って 丸太にしていきます。 | |
昼食タイム。 皆で食べながら一息つきます。 | |
4年生は渓流踏査へ! 晴天が続いていますが、 水の量は多かったですね! | |
全身ずぶ寝れになりますのでご注意を。 ところどころ、難所もあり。 全身を使って上流に登って行きます。 | |
最後のゴールでは大きな滝が待っています。 | |
梯子に上って、枝打ち作業も行いました。 | |
搬出作業に突入しました! 造材された丸太を人力だけで 搬出します。 | |
担げない丸太は、 ロープを使って搬出します。 | |
最後の1本! 結構な重さでしたが、 全員で担ぎ上げ、無事搬出できました! | |
慣れない重労働で変そうでしたが、 全員で力を合わせて、コツコツ搬出し、、、 搬出作業終了!お疲れ様でした。 | |
高隈演習林技術職員による スイングヤーダによる搬出、 プロセッサによる造材作業を見学。 手作業とは全く違いますね。 | |
中間土場にて。 テーマは 「丸太と同化」です。 | |
最後の夜はバーベキュー! 火起こし用の薪を準備しています。 | |
最終日。手鋸による受け口づくり選手権。 教師陣による厳粛な審査のもと、 1位~3位の学生が表彰されます。 | |
最後は、丸太早切り対決・学生VS教職員。 ダントツのスピードで教職員勝利でした。 やはり、ノコギリの挽き方が重要です! |
岩手大学農学部「暖帯林概論」(2019年9月2日~4日)
なんと今年で40回目!となる岩手大学「暖帯林概論」。本実習は1979年から続いている交換実習です。今年は23名の学生さんが岩手から遠路はるばる来演。また本学学生は岩手大学の演習林に行き「温帯林概論」を受講しています。
例年どおり初日は本学郡元キャンパスに集合し、開講式を行いました。農学部長の挨拶では、高隈演習林の暖帯林と屋久島では植生が異なってくるので、その違いや岩手との植生の違いをよく比較して下さい、と話がありました。桜島に到着後、錦江湾と桜島を眺めながら昼食、足湯タイム。その後、桜島ミュージアムセンターで、錦江湾の成り立ちや桜島の歴史、大正の大噴火による自然の遷移を学びました。夜は高隈演習林で本学学生と交流会のバーベキューを行い交流を深めました。翌日は高隈演習林内や近くの国立公園の山に登り、暖帯林ならではの植生や生物の観察、鹿児島大隅半島の産業について学びました。そして翌日はフェリーに乗り屋久島へ。長時間の登山で様々な屋久島の表情が見られたようです。
桜島がくっきり綺麗に見えました。 誰でも無料で入れる足湯があります。 | |
照葉樹の森の中。 濃い緑の葉なので、森の中が暗く感じます。 | |
国立公園に指定されている 「高峠」に登山。 夏なので、伸びた草が茂っていました、、、 そこを抜けると、、、、 | |
演習林を含む、周囲一帯が見渡せました。 3060haの演習林の端っこが見えるかな? | |
後ろに見えるのは桜島! | |
高隈演習林技術職員によるスギ皆伐地施業 の様子を見学しました。 岩手大学演習林の施業とは また違うかもしれませんね。 |
長崎大学教育学部 井手弘人研究室 「ゼミナールⅠ・Ⅱ」(2019年8月7日~11日)
今回の合宿も大変濃い内容となりました。演習林に隣接する集落での農作業体験、もうひとつの集落では児童を対象とした学習指導、演習林では、11月に行われる垂水小林業体験に先だって研修を行いました。
農作業体験では集落の農家さんで、インゲン豆の台風対策やイノシシの防護柵立て、焼き芋の加工をお手伝いしました。お昼には農家さんのお母さんお手製のお昼ご飯を御馳走して頂きました。
学習指導では、昔の白黒写真にAI技術を使って色付けを児童たちを行い、お年寄りの方に当時の色とAIで色付けた色が合っているかを教えてもらいながら実際の色に近づけていき、アーカイブに掲載し資料として保管されました。世代交流しつつ、昔の景色を知ることができました。
林業体験では、手鋸による間伐、搬出を行いました。皆さん間伐が初めてということで緊張していましたが、なんとか無事に切り倒すことができました。手鋸を使いこなすまでに時間がかかりましたが「もう1本伐倒していいですか?」と積極的に練習していました。
農作業や林業、また最新技術を用いた垂水の歴史資料づくり等、めまぐるしい合宿でしたが、充実した夏合宿となりました。2回目の利用とあって合宿生活にも慣れてきたようです。11月には垂水小学校の児童が林業体験にやってきます!お待ちしております!
学生4人ずつ、2チームに分かれて農家さんで お世話になりました。 農家さんに自己紹介タイム。 | |
台風が近づいてくるので対策として、 防風ネットをインゲン豆にかけて保護します。 | |
インゲン豆を固定しています。 | |
お昼は、竹を流れる ソーメン流し! | |
受け口を慎重に作ります。 | |
玉切りした丸太を運び出します。 | |
すべて運び出すと、まとまった量になりました。キャンプ場の薪として使われます。 | |
林業体験をキャンプ場でふりかえり。 | |
4泊5日間お疲れ様でした! |
筑波大学「卒業研究」(2019年7月25日~26日)
今回初めての来演となりました。卒業研究の調査を行いました。同日、当演習林で社会人向けの研修も開催されており、参加者の林業従事者と講師陣と意見交換も行いました。
中国・華中農業大学「2019年度グローバル人材育成(華中農業大学)研修」(2019年7月23日)
今回初めての受入れとなりました。日帰りの実習でしたが、演習林と集落の散策を時間いっぱい行いました。
演習林では錦江湾・桜島の成り立ちやシラス地層のお話し、また湧水の池や常緑広葉樹林を代表するスダジイに触れました。 集落では特産品の焼き芋も試食し、想像以上の甘さに皆さん大変驚いていました。中国へ輸出すれば間違いなく売れるのでは!?という意見もありました。 この大野集落は演習林と同じ標高540mに位置し、ここで獲れた根菜類は甘いと評判ですが、特にさつま芋は同品種でも他の産地と比べると糖度が大変高くなる傾向にあります。 また集落の神社や公民館、人家等、日本の中山間地域の暮らしを直接見学して頂きました。
地層のお話し。 鹿児島のシラスや錦江湾が どのようにできたか、 井倉准教授から説明しました。 | |
スダジイの巨木に登りたい人が 続々と続きました。 | |
冷水谷にて集合写真。 | |
神社から見える田んぼ。 一面緑が美しい時期です。 | |
集落の「大羽重神社」へ。 | |
最後は公民館にてふりかえりを行いました。 |
志學館大学「フィールドで学ぶ環境科学」(2019年7月13日~14日)
今年は受講生9人となりました。本科目は志學館大学での講義+本大学の水産学部演習船or本演習林で実地実習を併せた内容となっています。 今回はんと、演習船へ行った受講生も演習林の実習にも参加してくれて、科目受講生全員が演習林に来演しました。
しかし、当日は雨が断続的に降り、あたり一面に霧が立ち込めることもありました。その中でも天気の様子を見ながら、 演習林散策や植物観察・収集を行い、夕食は火起こし・バーベキューと例年通りの内容で実施できました。 2日目は収集した植物の同定と、鉛筆づくりを行いました。最後にチェーンソーについての説明を行い、実際に動かしてもらいました。 今回は雨天の中での実習となりましたが、晴天の演習林もまた是非味わって頂きたいと思います。
ヘルメット、カッパを着て いざ森林散策へ出発です! | |
しとしと雨が降る中で森林散策。 これはこれで、風情があります。 | |
皆で協力しながら 植物図鑑と照らし合わせて、何の植物か?という同定を行っています。 | |
火起こしに使っていい道具は、 マッチ2本と新聞紙、うちわと薪1本のみ! | |
無事に炭に着火し、 バーベキュースタート! | |
学生に防護服、ヘルメット、耐震手袋 を装着してもらい、 チェーンソーを始動してもらいました。 | |
最後は講義室にて 志學館大学近藤先生による ふりかえり。 |
北九州市立大学地域創生学群・「地域創生基礎演習C・地域創生演習A・地域創生演習C」
(2019年6月21日~23日)
4年ぶりの来演、北九州市立大学廣川ゼミの皆さん。ただ前回来られた学生さんは卒業しているので学生さん自身は初めての来演となります。総勢25名が北九州市から、JR新幹線・市バス・桜島フェリーと乗り継いで、大隅半島の桜島港に降り立ちました!まずは桜島港近くの桜島ミュージアムで、桜島の歴史、植物の遷移等の展示を見学し、その後錦江湾や桜地の景色を眺めながら全長約100mの足湯に入りました。桜島ミュージアムでは、普段から鹿児島の人が活火山桜島とどのような生活を送っているかを知り、驚いたようです。桜島の噴火は怖いものではあるけど、その活火山からの恩恵もあります。自然と人間が共存する、を感じる機会となりました。
3日間の実習内容は、学生さんからの要望が「高隈演習林で経験できることは全て学びたい!」ということで下記内容になりました。
演習林到着後メニュー:薪割り、本学学生とアイスブレイク、夕食、キャンプファイヤー、ナイトハイク
2日目 メニュー:高峠登山、プチ林業体験(間伐)、大野集落ツアー、バーベキュー・意見交換
3日目 メニュー:森林ツアー・ふりかえり・大掃除
本学学生も6名加わり、互いに切磋琢磨できる仲間が増えたようです。情報交換をしながら刺激をもらっていました。地域でどのような活動を行っているか、どういった姿勢で調査しているのか、これからのやりたいこと等々。自分も負けてられない、とさらに今後の活動にやる気になったようです。プログラムが多く次から次へとタイムスケジュールが詰まっていましたが、その中でも普段触れることの無い雄大な自然の中で過ごすことで、ゆったりとした時間も持ち、自分を見つめ直すことできたとのこと。
北九州に帰ると各担当地域のプロジェクト課題に取り組むそうですが今回の経験も生かして頑張って下さいね!
ゼミメンバー2年生から4年生まで 全員で参加です! | |
地下1000mから湧出する天然温泉の足湯! | |
初めての斧で薪割り。 なかなか難しいけど割れるまで頑張ります! | |
薪を何に使うかと言うと。。。。 夜にキャンプファイヤーを皆で囲むのです! | |
今日はお昼ご飯を持って出かけます! 厨房には30人以上の学生が・・・! おにぎりやおかずを準備しています。 | |
標高722mの高峠に上ります。 国立公園に指定されてます。 | |
こちらはサポートスタッフでもある 鹿児島大学メンバー | |
全員で撮影。 天気も良く、景色も一望できて、 とっても気持ちのいい登山でした。 | |
全く経験の無い スギの間伐に挑戦! | |
伐倒できたら、 班メンバー総出で丸太切り! | |
女子チーム。 だいぶ苦戦しましたが、 最後まで頑張りました! | |
2泊3日間を通して、 自分が感じたことをキーワードに。 30人以上の合宿でしたが、 それぞれ濃い交流ができたようです。 |
長崎大学教育学部 井手弘人研究室「ゼミナールⅠ・Ⅱ」(2019年6月9日~13日)
5年連続の利用となる井手弘人研究室ゼミ。年3回の実習が組まれており今回は髙隈演習林の受入れ事業、地元小学校の総合学習「森のたんけんたい」の指導支援です。学生さん7名、本学から院生1名、計8名の学生に、連携している垂水市社会教育課の職員と、演習林主任が加わり、計10名で児童のグループを担当します。
長崎大学生の皆さんは総合学習受入れの前々日に長崎ー鹿児島を高速バスで移動して演習林入り。その翌日に終日研修を行います。今回の総合学習は「森のたんけんたい」というテーマで、<森林散策+沢登り>を行います。教育学部の学生さんは森林の専門知識が無いので、一体どのように指導するか不安です。そして沢では児童たちに何かあれば助けられるよう、安全面にも配慮が必要です。1日かけて散策ポイント、教材の使い方、児童が興味をもちそうなこと、沢登りの安全面等、演習林主任から指導されます。そして夕食後には日中に学んだことや不安なことを、ペアを組む学生同士で共有し本番を迎えました。
児童たちはこの日を楽しみにしていた様子。森の中で様々なことを発見していきます。沢登りは最初は怖がる児童もいましたが、誰も怪我することなくゴールできました。その一方長崎大学生の皆さんは、その児童の気付きがどのように知識に繋がるか、展開していくのかということ念頭に置きながら声掛け支援を行っています。1日目の改善点を2日目に活かすこともできて、今回の改善点はまた2学期に活かされることでしょうあ。
次回は2学期11月に「林業体験」が予定されています。皆さんはその前に夏合宿で来演。林業体験の研修、集落での農作業体験、公民館で児童の学習指導…という内容になっているそうです。待ちしています!
森と歩道の地面の違いは? 実際に雨が降るとどうなるか? 浸透実験の練習です。 | |
児童に指導するからには まずは自分たちが沢登りを満喫する! | |
林道沿いで食材収集。 今夜の夕食? | |
演習林の講義室に垂水小の児童、長崎大学生、 大野自然学校のスタッフ、集まりました! | |
これはなんだろう? 森の中には初めて見るもの、 不思議なものがたくさん! | |
スダジイは大人気スポット☆ | |
キャンプ場で昼食とお昼休み(鬼ごっこ!) | |
林道から沢に下って行くと、、、 沢登りコースのスタート地点です。 | |
水温約15度! 冷たくて気持ちいい! | |
ゴールには滑り台になる岩があります。 長蛇の列が。。。。 何度滑っても滑り足りないようです。 | |
初めての演習林で、総合学習指導と ハードな内容でしたがお疲れ様でした! 次回は夏合宿でお会いしましょう! |
宮崎大学農学部 森林経済学研究室「卒業論文」(2019年4月6日~7日)
毎年恒例の、本学農学部森林政策学研究室との合同ゼミが開かれました。各大学から研究テーマの発表です。これから取り組むテーマがぶれないように、しっかりとした研究目的を確認するためにも大事な発表会になります。
まだまだ始まったばっかりですが、10月の中間発表に向けてお互い頑張って下さい!
お問合せ先
内容、日程等の詳細は相談にて。お気軽にお問合せ下さい。
〒891-2101 鹿児島県鹿児島市海潟3237 鹿児島大学農学部附属演習林
Tel:0994-32-6329 Fax:0994-32-7665
事務係:E-mail:tf-jimu@agri.kagoshima-u.ac.jp
担当教員(井倉):E-mail:inotch@agri.kagoshima-u.ac.jp