国費留学生の募集について

2024年度4月入学国費外国人留学生の募集

はじめに

鹿児島大学は、文部科学省の「2021年度国費外国人留学生の優先配置を行う特別プログラム(学部)」に採択されました。これは、国公私立大学の大学が実施する国際的に魅力のある留学生受入プログラムを国が選定し、優先的に国費留学生の配置を行うものです。

本学が採択された特別プログラム「熱帯におけるClimate-Smart-Agriculture技術者の養成」に対して3年間(2024年度まで)優先的に国費外国人留学生が配置されます。本特別プログラムは、2015年度から新設された農学部・水産学部連携国際食料資源学特別コースに配置をいたします。

特別コースは、東南アジア・南太平洋・アフリカを中心とした国際社会を対象として、食料資源の持続的生産とその合理的利用の分野の専門知識を修得し豊かな世界観と倫理観を備え、グローバル化する産業社会に参画し、国際社会に貢献できる進取の精神を持った人材を育成することを目的とします。特別コースのカリキュラムは主に日本語で行われる授業と、一部英語で行われる授業で構成されています。

 応募者資格及び条件

文部科学省は、「国費外国人留学生の優先配置を行う特別プログラム」により採択され(以下、「採択プログラム」)、2024年度中に優先配置期間を有するプログラムを対象として、大学推薦による日本政府(文部科学省)奨学金留学生(学部留学生〔特別枠〕)を下記のとおり募集する。

(1)対象者:学部正規課程の外国人留学生として、新たに海外から留学する優秀な者及びすでに日本国内に滞在している優秀な者。
入学試験に合格した場合、必ず鹿児島大学に入学することを確約できる者。
「優秀な者」について、現在、社会人の者は最終学歴の学業成績(GPA Grade Point Average)、在学生は現在在籍する課程の学業成績が2.30以上であり、奨学金支給期間の在籍課程においてもこれを維持する見込みがある者をいう。さらに下記「⑺語学能力」を満たす者をいう。
学業成績係数の算出ができない場合は、「出身の高等学校又は大学若しくは学部の長からのレター等」により、出身の高等学校又は大学若しくは学部での成績順位が上位30%以内であるとみなされる場合のみ、学業成績係数2.30以上に相当する学業成績であると認める。そのため、学業成績係数の算出ができない者を推薦する場合は、上記の「レター等」の写しを文部科学省に提出すること。
より優秀な留学生獲得の観点から、優先配置枠の一部について既に日本国内に滞在している者の推薦も可能とする(以下「国内推薦者」という)。ただし、国内推薦者は推薦者数全体の40%以下とする。

【国内推薦者の定義】

申請時に日本国内に中・長期の在留資格で滞在している者。日本に生活の拠点がある者とし、旅行者・入学試験受験等の目的で滞在する短期滞在者等は含まない。申請後から奨学金支給開始までの間、日本に滞在しているか否かは問わない。
申請時には日本国外に滞在しているが、奨学金支給開始までの間に私費外国人留学生として渡日することが決まっている者。

※私費外国人留学生として日本に滞在している又は滞在する予定がある場合は、在籍している又は在籍予定の大学等を奨学金支給開始前に修了させる必要がある。

※国内推薦者については、①②問わず渡日旅費は支給されない。①で申請後に国籍国へ帰国し、奨学金支給開始前に再度渡日する場合も例外ではない。

(2)対象国:東南アジア・アフリカ

(3)国籍:日本政府と国交のある上記対象国の国籍を有すること。申請時に日本国籍を有する者は、原則として募集の対象とならない。ただし、申請時に日本以外に生活拠点を持つ日本国籍を有する二重国籍者に限り、渡日時(受入大学における学籍等発生時)までに外国の国籍を選択し、日本国籍を離脱する予定者は対象とする。

(4)募集人員:4名

(5)年齢:原則として1999年4月2日以降に出生した者。上記年齢要件の例外は国籍国の制度・事情(兵役義務・戦乱による教育機会の喪失等)により資格年齢時に応募できなかった者と文部科学省が判断した場合に限られる。個人的事情(経済状況、家族の事情、健康状態、大学又は勤務先の都合等)は一切認めない。

(6)学歴:以下のいずれかの条件を満たす者。
外国において、学校教育における12年の課程を修了した者(入学時点で満たす見込みの確実な者を含む)。
外国において、日本の高等学校に対応する学校の課程を修了した者(入学時点で満たす見込みの確実な者を含む)。
上記以外の資格により日本の大学入学資格を有する者。

(7)語学能力:日本語又は英語のいずれかの能力を有する者として、以下のいずれかの条件を満たす者。
日本語
日本語能力試験(JLPT)のレベルN2以上に合格している者。
①相当以上の日本語能力を有していると受入大学において判断できる者。

英語
英語におけるヨーロッパ言語共通参照枠(CEFR)のB2相当以上の資格・検定試験のスコアを有している者。
日本の大学への入学資格を満たす教育課程を、英語を主要言語として修了した者。
①相当以上の英語能力を有していると受入大学において判断できる者。

(8)健康:日本留学にあたって心身ともに支障がないと大学が判断した者。

(9)渡日期間:原則として2024年4月1日から4月7日までの間に渡日可能な者。居住地からの出発日も4月1日とする。

やむを得ない事情があると文部科学省が判断した場合を除き、指定された期間最終日までに渡日できない場合は採用を辞退すること。また、自己の都合により、上記の所定の期間外に渡日する場合は、渡日旅費を支給しない。

(10)査証・在留取得:渡日前に原則として国籍国所在の在外公館で「留学」の査証を新規取得し、新規に取得した「留学」の在留資格で入国すること。新規に「留学」の査証を取得せずに渡日した場合は、奨学金の支給停止となるので注意すること。なお、日本政府として入国前結核スクリーニングを実施する国があるため、査証取得にあたっては必ず国籍国所在の在外公館の指示に従うこと。

※国内推薦者の査証・在留資格について

現在の在留資格が「留学」となっていない者については、必ず、受入大学における学籍等発生時までに日本の地方出入国在留管理官署で「留学」の在留資格に変更手続きを行うこと。既に他の在留資格(「永住者」、「定住者」等)を有している場合であっても「留学」に変更の上、日本政府(文部科学省)奨学金留学生として課程を開始する必要がある。なお、日本政府(文部科学省)奨学金留学生の身分終了後に改めて「永住者」又は「定住者」の在留資格を申請しても当然には認定されない可能性があることを理解すること。在留資格を「留学」に変更せずに日本政府(文部科学省)奨学金留学生として学籍開始となった場合は、奨学金支給停止事項に該当するので注意すること。また、現在の在留資格が「留学」の者については在留期間満了前に更新手続きを行うこと。なお、在籍大学等に変更がある場合は、出入国管理及び難民認定法第19条の16に基づく届出を漏れなく行うこと。

(11)対象外:次に掲げる事項に一つでも該当する者については対象外とする。採用以降に判明した場合には辞退すること。
現役軍人又は軍属の資格の者。
文部科学省又は受入大学の指定する期日に渡日できない者。
過去に日本政府(文部科学省)奨学金留学生であった者(学籍発生後辞退者を含む)。なお、文部科学省学習奨励費(MEXT Honors Scholarship)は日本政府(文部科学省)奨学金留学生にあたらないため、過去に受給歴があっても応募可能。
日本政府(文部科学省)奨学金制度による他の2024年度奨学金支給開始のプログラムとの重複申請をしている者。
奨学金支給開始後(受入大学における学籍等発生後)に日本政府(文部科学省)以外の機関(自国政府機関を含む)から奨学金を受給することを予定している者。
「卒業見込みの者」であって、所定の期日までに学歴の資格及び条件が満たされない者。
申請時に二重国籍者で渡日時(受入大学における学籍発生時)までに日本国籍を離脱したことを証明できない者。
申請時から日本以外での研究活動(インターンシップ、フィールドワーク等)や休学等を長期間予定している者。
学位取得を目的としない者。

(12)その他:日本留学中、日本の国際化に資する人材として、広く地域の学校や地域の活動に参加することで、自国と日本との相互理解に貢献するとともに、卒業後も留学した大学と緊密な連携を保ち、卒業後のアンケート調査等にも協力する他、帰国後は在外公館等が実施する各事業に協力すること等で、自国と日本との関係の促進に努める者を採用する。

2 奨学金支給期間
渡日後に在籍する課程の標準就業年限内とする。

3 奨学金等
(1)奨学金:月額117,000円を支給する(特定の地域において、修学・研究する者に対し、月額2,000円又は3,000円を月額単価に加算する)。なお、日本政府の予算状況により各年度で金額は変更される場合がある。ただし、大学を休学又は長期に欠席した場合、奨学金は支給されない。

(2)旅費:
渡日旅費:文部科学省は、原則として旅行日程及び経路を指定して航空券を交付する。ただし、国内推薦者については航空券を交付しない。航空券は、渡日する留学生の居住地最寄りの国際空港(原則、国籍国内)から受入大学が通常の経路として日本国内で使用する国際空港までの下級航空券とする。なお、渡日する留学生の居住地から最寄りの国際空港までの国内旅費、空港税、空港使用料、渡航に要する特別税、日本国内の旅費(航空機の乗り継ぎ費用を含む。)、旅行保険料、携行品・別送手荷物に関わる経費等は留学生の自己負担とする。また、国籍国に在外公館が所在していない場合及び、国籍国に所在する日本の在外公館が閉館している等の理由により、査証申請のため第三国へ立ち寄り渡日する者又は国籍国からの直行便がない者については、立ち寄り国内の旅費、宿泊費等は自己負担とし、国籍国から立ち寄り国までの航空券並びに立ち寄り国から受入大学が通常の経路として日本国内で使用する国際空港までの下級航空券のみを文部科学省が交付する。「留学生の居住地」は原則として申請書に記載された「現住所」とするが、渡日前に国籍国内で転居する場合は、申請書「渡日前住所」欄に記載された住所を「居住地」として認め、最寄りの国際空港からの航空券を手配する。なお、査証申請のための第三国立ち寄り等を除き、自己都合により国籍国外から渡日する場合は航空券を交付しない。

帰国旅費:文部科学省は、原則として大学を卒業又は修了し、上記「2.奨学金支給期間」に定める奨学金支給期間終了月内に帰国する留学生に対し、本人の申請に基づき航空券を交付する。航空券は、受入大学が通常の経路として使用する国際空港から当該留学生が帰着する場所の最寄りの国際空港(原則、国籍国内)までの下級航空券とする。帰国する留学生の日本での居住地から最寄りの国際空港までの旅費、空港税、空港使用料、渡航に要する特別税、国籍国内の旅費(航空機の乗り継ぎ費用を含む。)、旅行保険料、携行品・別送手荷物に関わる経費等は留学生の自己負担とする。なお、自己都合及び下記「4.奨学金支給停止事項」の事由により奨学金支給期間終了月前に帰国する場合は帰国旅費を支給しない。また、奨学金支給期間終了後も引き続き日本に滞在する場合(例:日本での進学、就職)、一時帰国する際の帰国旅費は支給しない。

(3)教育費:大学における入学検定料、入学金及び授業料等は受入大学が負担する。

4 奨学金支給停止事項
次の場合には、文部科学省は奨学金の支給を取り止める。また、これらに該当した場合、これまで支給した奨学金の一部又は全ての返納を命じることがある。なお、処分が決定されるまでの間、奨学金の支給を止めることもある。
申請書類に虚偽・不正の記載があることが判明したとき。
文部科学大臣への誓約事項に違反したとき。
日本の法令に違反し、無期又は一年を超える懲役若しくは禁固に処せられたとき。
大学における学則等に則り、懲戒処分として退学・停学・訓告及びこれらに類する処分を受けた場合あるいは除籍となったとき。
大学において学業成績不良や停学、休学等により標準修業年限内での修了が不可能であることが確定したとき。
「留学」の在留資格を新たに取得せずに渡日したとき又は「留学」の在留資格から他の在留資格に変更になったとき。国内推薦者の場合は、「留学」以外の在留資格で日本政府(文部科学省)奨学金留学生としての学籍開始となったとき又は「留学」の在留資格から他の在留資格に変更になったとき。
他の奨学金(使途が研究費として特定されているものを除く。)の支給を受けたとき。
採用後、進学に伴う奨学金支給期間延長の承諾を受けずに上位の課程に進学したとき。該当大楽を退学したとき又は他の大学院に転学したとき。
1年毎の各時点における学業成績係数が2.30又は大学が定める成績基準を下回ったとき。

5 提出書類
ア 申請書
   *本ウェブサイトに添付されたデータを使用すること
イ 写真(最近6カ月以内に撮影したもので4.5×3.5cm、上半身、正面、脱帽、裏面に国籍及び氏名を記入し申請書所定の場所に貼付のこと、電子データ可)
ウ 本人の国籍身分を証明する書類(例えば、パスポートの写し、本国の戸籍謄本、市民権等の証明書の写し)
エ 最終出身学校(高等学校又は大学)の成績証明書(出身学校で発行したもの)
オ 最終出身学校(高等学校又は大学)の卒業(見込)証明書又は学位記
カ 上記「1(7)語学能力」のいずれかの条件を満たす根拠となる書類(例:TOEFL,IELTS,JLPT等の証明書)
キ 在学証明書(大学等に在学中の者)
ク 成績証明書(大学等に在籍中の者の場合、在籍大学の成績証明書)
ケ GPA計算表(エクセルファイル)
 *本ウェブサイトに添付されたデータを使用すること
コ 最終出身学校及び在籍学校におけるGPA基準表

6 出願期間及び送付先
(1)出願期間
  2023年12月11日~2023年12月14日(必着)
提出書類(ア)~(コ)を以下メールアドレスに電子ファイルで送付することEmail:nkgaku@kuas.kagoshima-u.ac.jp

これらの書類は、日本語又は英語により作成すること。その他の言語により作成する場合は、日本語による訳文を必ず添付すること。可能な限り文書作成ソフト等を用いて全てA4判に統一して作成する。
出願書類は一切返却しない。
申請書類がすべて完全にかつ正確に記載されていない場合、又は付属書類が完全に揃っていない場合は審査に付さない。
提出期間を過ぎたものは、一切受理しない。
上記の提出期間中に提出されなかった場合、原則として提出を受け付けないが、天災及び突発的な戦乱等の特別な事情により上記の提出期間に提出ができない場合には、遅延が遅れた時点で鹿児島大学へ相談すること。

(2)選考スケジュール及び選考方法
書類選考:2023年12月21日(木)
面  接:2023年12月25日(月)
合格通知:2024年2月末日(予定)

大学は出願書類により書類選考を行います。書類選考通過者には、2023年12月22日(金)までに面接日時を通知します。面接は2023年12月25日にオンラインで実施します。国費外国人留学生としての採用は、大学における選考結果を文部科学省へ提出し、審査を経た後2024年2月に決定し通知します。

7 その他
本特別プログラムでは、4名の国費留学生に加えて私費留学生も同様に募集をいたします。詳しくは鹿児島大学ホームページをご覧ください。

2024年度学生募集要項(私費外国人学部留学生選抜)

担当部署
鹿児島大学農学部・共同獣医学部等学務課学生係
電話:099-285-8452
ファックス:099-285-3533
Mail: nkgaku@kuas.kagoshima-u.ac.jp

実施要項と様式のダウンロード
➢ 実施要項   
➢ 申請書    
➢ GPA計算表  
➢ CEFR対照表 






  

Special Program that conducts priority placements for MEXT scholarship students in FY 2024(Undergraduate Students)

Introduction
Kagoshima University was selected by the Ministry of Education, Culture, Sports, Science and Technology (MEXT) to award “Special Program that conducts priority placements for MEXT scholarship students in FY 2021”. The purpose of this Special Admission is to designate preferentially Japanese Government Scholars to the national, public or private universities that have existing international programs, which the Japanese government has selected beforehand as being internationally appealing. For Kagoshima University’s “Program for nurturing professionals who can work for the stabilization of sustainable food production in Southeast Asia coastal countries, “Japanese Government (MONBUKAGAKUSHO) Scholars will be preferentially assigned for the next three years (until FY 2024). This program will be conducted in line with the “Special Course in International Food and Resource Sciences”, which started in AY 2015 through the cooperation between faculties of Agriculture and Fisheries. The Special Course is designed to provide the students with opportunities to gain knowledge and to contribute to the global industry and community. The students are also able to explore the field of sustainable agricultural and fisheries production and rational utilization of food resources with enriched global views and ethical perspectives with focus on Southeast Asia, the South Pacific and Africa. The curriculum of the Special Course is composed of classes conducted mainly in Japanese and some classes conducted in English.

1. QUALIFICATIONS AND CONDITIONS
(1) Eligibility:
Undergraduate Students: International students with outstanding academic achievements of undergraduate school level who enter Japan as new students and those already staying in Japan.
* “International students with outstanding academic achievements” must have earned a Grade Point Average (GPA) of 2.30 or above in their degreed (for those who are employed) or currently enrolled courses, and be able to maintain that GPA while receiving the scholarship. Furthermore, applicants must meet any one of the language requirements stated in (7) Language Proficiency.
* If a GPA cannot be calculated from the transcript, only in cases in which a “letter or others from dean at high school/university/faculty attended” clearly states that his/her grade ranking at the high school/university or faculty attended is within the top 30%, MEXT deems that the applicant’s academic achievement is equivalent to a GPA of 2.30 or above. If the university recommends such student, a copy of the above letter (or other) must be submitted to MEXT.
* From the viewpoint of attracting the best international students, it is possible to nominate international students presently residing in Japan for priority placement (hereinafter referred to “domestic recommenders”). However, the number of domestic recommenders should not exceed 40% of total candidates.

[Definition of “domestic recommenders”]
  • Those who are staying in Japan with a medium- to long-term resident status at the time of application. Those who have their base of residence in Japan, not including tourists and short-term visitors who are staying in Japan for the purpose of taking entrance examinations, etc. It is irrelevant whether the applicant is residing in Japan from the time of after application to the start of scholarship payments.
  • Applicants residing outside Japan at the time of application, but will come to Japan as a privately financed international students before the start of receiving scholarship payments.

* If you are or will be in Japan as a privately financed international student, you must complete your program at the school you are enrolled or plan to enroll in before receiving scholarship payments.
* Travel expenses will not be paid for domestic recommenders, regardless of the reasons stated in ① and ②. If applicants return to their country of nationality after applying under condition ①, however, there are no exceptions if students return to Japan before scholarship payments begin.

(2) Target Area:
   Southeast Asia, Africa

(3) Nationality:
Applicants must have the nationality of a country that has diplomatic relations with Japan. Applicants who have Japanese nationality at the time of application are not eligible. However, persons with dual nationality who hold Japanese nationality and whose place of residence at the time of application is outside of Japan are eligible to apply as long as they choose the nationality of the other country and renounce their Japanese nationality by the date of their arrival in Japan (the acquisition of student status).

(4) Number of students to be admitted: 4 people

(5) Age:
   Applicants, in principle, must be born on or after April 2, 1999.
Exceptions are limited to cases in which MEXT deems that the applicant could not apply within the eligible age limit due to the situation or circumstances of the applicant’s country (military service obligation, loss of educational opportunities due to disturbances of war, etc.). Personal circumstances (financial situation, family circumstances, state of health, circumstances related to applicant’s university or place of employment, etc.) will not be considered for exceptions.

(6) Academic Background:
Undergraduate Students: Applicants must satisfy any one of the following conditions.

  • Applicants who have completed 12 years of schooling in countries other than Japan. (Applicants who will certainly satisfy the above condition by the time of enrollment are eligible.)
  • Applicants who have completed their studies at a school equivalent to a Japanese upper secondary school in countries other than Japan. (Applicants who will certainly satisfy the above condition by the time of enrollment are eligible.)
  • Other than the above qualifications, applicants who are eligible for enrollment in a Japanese university.

(7) Language proficiency:
Applicants must satisfy any one of the following conditions to prove that they have sufficient Japanese or English language ability.

○Japanese

  • Applicants must pass with N2 or higher in the Japanese-Language Proficiency Test (JLPT) at the time of application.
  • Applicants are regarded by the accepting universities as having Japanese language ability equivalent to or better than ①.
  • In cases of adopted programs such as “preparatory education and bachelor degree courses” in special programs, applicants are expected to have Japanese language ability equivalent to or better than ① at the time of completing the preparatory course.

○English

  • Applicants must pass or achieve scores in English language proficiency tests that correspond to B2 or higher level in the Common European Framework of Reference for Languages (CEFR) at the time of application.
  • Applicants must complete school curriculums that meets the conditions for admission in a Japanese university using English as the main language.
  • Applicants are regarded by the accepting universities as having English language ability equivalent to or better than ①.

(8) health:
   Applicants who are judged by the university to have no physical or mental conditions hindering the applicant’s study in Japan.

(9) Arrival in Japan
In principle, applicants must be able to arrive in Japan between April 1, 2024, and April 7, 2024. Departure from the home residence should be on or after April 1.
   Excluding cases in which MEXT deems as unavoidable circumstances, the applicant must withdraw from this scholarship program if the applicant cannot arrive in Japan by the end of the specified period above. If an applicant will arrive in Japan before or after the specified period due to personal circumstances, travel expenses will not be paid.

(10) Visa Requirement / Status of Residence:
An applicant shall, in principle, newly obtain a “Student” visa at the Japanese diplomatic mission located in the applicant’s country of nationality, and enter Japan with the residence status of “Student.”
Please also note that if a grantee arrives in Japan without newly obtaining a “Student” visa, scholarship payments will be cancelled. Moreover, as the Japanese government requires pre-arrival tuberculosis screening for some countries, applicants obtaining a visa shall follow guidance at the overseas establishment of Japan located in the applicant’s country of nationality.

* Visa requirements and status of residence for domestic recommenders
For those whose current status of residence is not “Student,” applicants must change their status of residence to “Student” at the local Immigration Services Agency in Japan by time of registration as students at the accepting university. Even in cases of having other statuses of residence (“Permanent Resident,” “Long Term Resident”, etc.), applicants must change their status to “Student” and begin their courses of study as Japanese Government (MEXT) Scholarship students. It is important to note that applications for “Permanent Resident” or “Long Term Resident” status after status of Japanese Government (MEXT) Scholarship student ends, may not be granted as a matter of course. Also, if studies as Japanese Government (MEXT) Scholarship students begin without changing status of residence to “Student,” scholarships will be canceled. For those whose current status of residence is “Student,” they must complete the renewal procedures before the expiration of their periods of stay. Additionally, in the event of changes in school enrollment, notification must be submitted pursuant to the provisions of Article 19-16 of the Immigration-Control and Refugee-Recognition Act.

(11) Non-Eligibility:
Those who meet any one of the following conditions are ineligible. If identified ineligible after being selected as a scholarship student, he/she must withdraw from the scholarship.

  • Those who are military personnel or military civilian employees;
  • Those who cannot arrive in Japan by the date specified by MEXT or the accepting university;
  • Those who are previous grantees of Japanese Government (MEXT) Scholarship programs (including those who withdraw from the scholarship program after acquisition of student status). In addition, since the Monbukagakusho Honors Scholarship for Privately-Financed International Students does not apply to the Japanese Government (MEXT) Scholarship programs, the previous grantees can apply;
  • Those who are currently also applying to another program under the Japanese Government (MEXT) Scholarship system. This includes the programs for which scholarship payments will begin in FY2024;
  • Those who are planning to receive scholarship money from an organization other than MEXT (including a government organization of the applicant’s country) on top of the scholarship money provided by MEXT after the start of the scholarship payment (the acquisition of student status);
  • Those who are expected to graduate at the time of application and cannot satisfy the condition of academic background by the deadline given;
  • Holders of dual nationality at the time of application who cannot verify that they will give up Japanese nationality by the time of the arrival in Japan (the acquisition of student status);
  • Those who plan to, from the time of application for the MEXT scholarship program, engage in long-term research (such as fieldwork or internship) outside Japan or plan to take a long-term leave of absence from the university;
  • Those who have no intention to obtain a degree;

(12) Others:
MEXT Scholarship will be granted those who are willing to contribute to mutual understanding between Japan and their home country by participating in activities at schools and communities during their study in Japan while contributing to the internationalization of Japan. They shall also make efforts to promote relations between the home country and Japan by maintaining close relations with the university attended after graduation, cooperating with the conducting of surveys and questionnaires, and cooperating with relevant projects and events conducted by the Japanese diplomatic mission after they return to their home countries.

2. PERIOD OF SCHOLARSHIP
The scholarship period shall be the necessary period for the completion of the respective regular course.

3. SCHOLARSHIP BENEFITS
(1) Allowance:
Regular students enrolled in bachelor degree courses: 117,000 yen per month. (A supplemental regional allowance of 2,000 yen or 3,000 yen per month will be added to the monthly scholarship amount for the grantees studying or conducting research in specially designated regions.) Due to the situation of the Japanese Government’s budget, the amount of payment may be subject to change each fiscal year. If a grantee is absent from the university for an extended period, the scholarship shall be suspended for that period.

(2) Traveling Expenses:
① Transportation to Japan: MEXT will stipulate the travel schedule and route, and provide an airline ticket. However, MEXT will not provide an airline ticket for cases of domestic recommenders. The airline ticket will be an economy-class ticket for the flight from the international airport closest to the grantee’s residence (in principle, the country of nationality) to an international airport in Japan used on the normal route to the accepting university. The grantee shall bear at his/her own expense all costs related to domestic travel from the grantee’s residence to the nearest international airport, airport taxes, airport usage fees, special taxes necessary for travel, travel expenses within Japan (including airline transit costs), travel insurance expenses, carry-on luggage or unaccompanied baggage expenses, etc. The grantee shall also bear at his/her own expense travel and lodging costs incurred in a third country if the grantee must travel to a third country before coming to Japan for visa purposes because there are no Japanese diplomatic missions in his/her country, and the Japanese diplomatic mission is closed in his/her country, or if there are no direct flights from the grantee’s country of residence to Japan. MEXT will provide an economy-class airline ticket from the grantee’s country of residence to the said third country, and from the third country to an international airport in Japan used on the normal route to the accepting university. In principle, the address given in the space for “Your address before departure for Japan” on the application form shall be recognized as the “residence,” and the airline ticket will be arranged for a flight from the international airport nearest to that address. Except for cases when the grantee must travel to a third country to obtain a visa, MEXT will not provide an airline ticket for cases of travel to Japan from a country other than the grantee’s country of residence due to the grantee’s personal circumstances.
② Transportation from Japan: Based on the application by the grantee, MEXT will provide an airline ticket to grantees who shall graduate or complete the accepting university and return to the home country by the end of the final month of the period of scholarship (See “2. PERIOD OF SCHOLARSHIP”) designated by MEXT. MEXT shall provide an economy-class airline ticket from the international airport in Japan used for the normal route to and from the accepting university to the international airport (in principle, in the country of nationality) nearest to the returning grantee’s residence. The grantee shall bear at his/her own expense all costs related to travel from the grantee’s residence in Japan to the nearest international airport, airport taxes, airport usage fees, special taxes necessary for travel, travel expenses within the country of nationality (including airline transit costs), travel insurance expenses, carry-on luggage or unaccompanied baggage expenses, etc. If a grantee returns to the home country before the end of period of scholarship due to personal circumstances, or reasons stated in “4. SUSPENSION OF PAYMENT OF SCHOLARSHIP,” MEXT will not pay for the returning travel expenses. If a grantee continues to stay in Japan after the scholarship period has ended (ex. proceeding to further education or being employed in Japan), travel expenses for a temporary return will also not be paid.

4 SUSPENSION OF PAYMENT OF SCHOLARSHIP
Payment of the scholarship will be cancelled for the reasons given below. Should any of the following reasons apply, the grantee may be ordered to return a part of, or all of, the scholarship paid up to that time. Payment of the scholarship may also be stopped during the period up to the decision on the disposition of the matter.

  • A grantee is determined to have made a false statement on his/her application;
  • A grantee violates any article of his/her pledge to the Minister of Education, Culture, Sports, Science and Technology;
  • A grantee violates any Japanese laws and is sentenced and imprisoned for an indefinite period or for a period exceeding 1 year;
  • A grantee is suspended from his/her university or receives other punishment, or is removed from enrollment; as a disciplinary action in accordance with school regulations of the accepting institution;
  • It has been determined that it will be impossible for a grantee to complete the course within the standard period of study because of poor academic grades or suspension or absence from the university;
  • A grantee came to Japan without newly acquiring the “Student” residence status, or changed his/her residence status to one other than “Student.” In case of domestic recommenders, they begin studies as Japanese Government (MEXT) Scholarship students with a status of residence other than “Student” or changed his/her residence status to one other than “Student.”
  • A grantee has received another scholarship (excluding those specified for research expenditures);
  • A grantee proceeds to a more advanced level of education without receiving approval for an extension of the period of the scholarship;
  • A grantee withdraws from his/her university or transfers to another university;
  • A grantee’s annual GPA is below 2.30 or the grading standard set by the university.

5 Documents to be submitted
a) Application Form (with photograph)
* The photograph must be taken within the last six months, should be 4.5 x 3.5 cm in size (to include upper body, full face and no hat).
b) Photograph (Electronic data)
c) A copy of applicant’s passport (or copy of a certificate of family register, certificate of citizenship or other identification issued by the government of his/her home country)
d) Official academic transcript(s) for all years of last high school/university attended (issued by the high school/university attended)
e) Certificate(s) of (prospective) graduation or a Diploma of last high school/university attended
f) Proof of language ability that meets any one of the conditions in above “1. (7) Language Proficiency” (ex. a TOEFL, IELTS or JLPT score report or a language of education certificate)
g) Certificate of enrollment (for those currently enrolled in a university or other institution)
h) Official academic transcript (if the applicant is currently enrolled in a university or other institution, an official academic transcript from their university can be submitted) (optional)
i) Calculation Sheet for GPA (Excel format)
j) Materials that serve as the basis for your conversion of GP and calculation of GPA of last high school/university attended

6 Application Period and Screening Process
(1) Application Period
From December 11 to December 14, 2023 (must be received by this date)
Document a)-j): Applicants must send their digital data of application
documents by E-mail to the following address.
Email:
nkgaku@kuas.kagoshima-u.ac.jp

① Documents must be written in Japanese or English, or translation into the Japanese language must be attached when prepared in other languages. All documents should be in A4 format using a word processor or other, if possible.
② Submitted documents will not be returned.
③ If any of the above application documents are incomplete or inaccurate, or if the accompanying documents are not included, the application will not be processed.
④ Any documents submitted after the designated deadline will not be accepted.
⑤ We do NOT accept the original documents after this deadline in principle. If you cannot send the application documents within the date because of natural disaster etc, please let us know the situation as soon as possible.

(2) Screening Process
Document Screening: Thursday, December 21, 2023
Interview: Monday, December 25,2023
Admission results: by the end of February 2024 (planned)

Based on all submitted documents, Kagoshima University will select the qualified candidates for an interview. Those who are selected for the interview will be notified about the date and time of the interview by December 22, 2023. The interview will be conducted online, connecting the applicant’s location and Kagoshima University. Kagoshima University will forward the results to the MEXT, who will conduct the final screening process. The Admission results will be announced to the applicants on February 2024.

7 Others
In addition to 4 Japanese government scholars, this program will accept privately financed international students. For detailed information, please see the application guidelines for privately financed international students (AY 2024 which will be posted in the Website of Kagoshima University.)
https://www.kagoshima-u.ac.jp/exam/R06-sihi.html

For inquiries, please contact:
Special Course in International Food and Resource Sciences
Student Affairs Section, Faculty of Agriculture,
Kagoshima University
Korimoto 1-21-24, Kagoshima, JAPAN
ZIP 890-8580

Tel: +81-99-285-8452
Fax: +81-99-285-3533
Email: nkgaku@kuas.kagoshima-u.ac.jp

Download Application Guidelines and Forms
➢ Application guidelines    
➢ Application Form      
➢ Calculation Sheet for GPA  
➢ Comparison chart of CEFR and other qualifications