学べること(講義紹介):ICT×林業
ここでは講義内容を紹介します。
最近よく聞かれるようになってきた「ICT」
(インフォメーション アンド コミュニケーション テクノロジー)
「情報通信技術」と訳されます。
立木の調査をどのようにしていますか。
現在では、上空からレーザーを照射することで、立木の位置や樹高などの精密なデータを得ることが可能です。
林内でレーザー機器を使えば、立木の曲がり、細り具合などまでを1本1本把握することもできます。
伐採前にこのような情報が得られると、どんな変化がおこるでしょうか。
伐ってみないと分からない、という世界から卒業できれば、
生産計画、販売の仕方、価格交渉など様々な面でメリットがありそうですよね。
さらに、伐採事業者が所有者・流通・加工分野と手を結び、情報共有を進めることで、
林業は確実に次のステップに移行すると思われます。
研修では、機器の実演や、実際の活用事例もご紹介する予定です。
あんなこといいな、できたらいいな、は、すでに実現しつつあります。
(なお、昔懐かしい技法、機器の扱い方もおさらいする予定)
情報通信技術と林業の融合についていっしょに学んでみませんか。
※紹介した内容は、科目「ICTを活用した林業経営と加工流通事情」で触れる予定です。