Graduate School of Agriculture, Forestry and Fisheries, Kagoshima University

鹿児島大学大学院農林水産学研究科

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2019 8月


 鹿児島大学大学院農林水産学研究科では、東南アジアの6大学と共に平成26年8月に設立した高等教育国際協力組織である「国際連携による研究科熱帯水産学プログラム」に基づき、8月19日から9月25日までの6週間、令和元年度農林水産学研究科サマーセッションを開講します。サマーセッションの開講に先だって、8月19日(月)に開講式を水産学部で開催しました。開講式には東南アジアの構成校から来学した14名を含む総勢約35名が出席し、佐久間美明農林水産学研究科副研究科長の挨拶、本プログラムの説明等の後、各構成校からの参加学生の代表が挨拶と展望についてのスピーチを行いました。 本プログラムは、鹿児島大学農林水産学研究科が主唱し、カセサート大学(タイ)、フィリピン大学ヴィサヤス校(フィリピン)、サムラトランギ大学(インドネシア)、マレーシア・トレンガヌ大学(マレーシア)、ニャチャン大学(ベトナム)、ボゴール農科大学(インドネシア)の各水産学系研究科(修士課程)が連携して一つのカリキュラムを形成し、平成27年より開始され本年が5年目になります。 本プログラムは、グローバル化する国内外の産業社会で活躍できる人材を育成することを目的とするとともに、互いに特色と強みのある科目を提供しあうことで、単一大学では不可能な魅力ある教育を提供する、アジアの水産系高等教育の拠点の形成を目指しています。カリキュラムの統一に加えて、教員資格や単位の認定に係る規則を共通化するとともに、構成校代表者による運営協議会を設け、質の高い教育を保証しています。なお、サマーセッション期間の授業等はすべて英語で行われ、サマーセッション期間を通じ、農林水産学研究科では各種の国際的教育・研究活動が展開される予定です。 本プログラムは、多国の大学がカリキュラムを共有し国際共同教育を進める、アジアでは初めての取り組みです。

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