実績(平成28年度)

                                      
長崎大学教育学部・井手弘人研究室様(2016年11月7日~11月9日)

   今年度3回目のご利用となる、長崎大学教育学部・井手弘人先生の研究室の皆さんです。今回の目的は。。。?
演習林と連携して行われている、地元垂水小学校の総合学習2学期「森のたんけんたい」の学生リーダーとしてやってきて下さいました。鹿児島大学院生も学生リーダーとして加わります。(『森林環境学特論』という授業の一環です。)
長崎大学の皆さんは、この日の為に夏休みに演習林にて2泊3日間研修も行っています。
 前回の研修内容を思い出しながら、総合学習前日にリーダー同士で子供たちへの声掛け・たんけんコースのポイント確認を行ってから児童たちを迎えました。実際に1日の活動が終わり、全員での反省会では、うまくいったこと・もう少し児童たちに気付いてほしかったこと、自分たちの失敗等々、様々な問題点・改善点があがりました。総合学習は1クラスずつ、2日間にかけて2クラス行うので、1日目の反省点を2日目に生かすことができるのです。
 また、危険なことを繰り返す児童にどのように指導をするか?危険を本気で伝えるにはどうすればいいか?実際に、児童役、学生リーダー役をシュミレーションして、言葉の使い方や児童への視線、自分自身の態度を改めて考えていました。
森の中で起きている自然科学をどう伝えるか等、教育学部と農学部ならではの意見交換が行われ、2日目の活動では、前日とは違う学生の動きが垣間見えました。
 来年度も長崎大学生・演習林・地元小学校・鹿大生との共同利用が行われるよう、頑張っていきたいと思います。   

                 







児童もお弁当を持参して「森のたんけん」に行くので、
学生たちも朝から全員で手作りのお弁当を作ります。







森の動物ゲーム。(←動物になりきっています)
自然界の食物連鎖や、共存バランスを学んでいます。                






崖の高所で遊ぶ児童を、下から指導する場面を再現。
実際、どのような動き・言葉をかける?
皆で考えます。






「森のたんけん」で何を発見した?何を考えた?
最終的に、児童達には森での気付きを
俳句で表現してもらいます。その為のふりかえり。
鹿児島県立短期大学・岡村雄輝ゼミナール様(2016年10月25日~10月26日)

   今回、初めてのご利用となりました、鹿児島県立短期大学・岡村雄輝先生の研究室の皆さんです。 同じ鹿児島県の垂水市に鹿児島大学演習林という施設があることを初めてご存知になったとのこと。ゼミ合宿にてご利用頂きました。
 ゼミの他にも、高隈の植生を学んだり、台風16号の直撃後の演習林を見学しました。また、バーベキューも大変楽しみにして来られたとのことで、学生さんが張り切って準備されていました。 普段は校舎内での授業やゼミなので、森林の中で、鳥の鳴き声や木々の緑に大変癒されました。とのことでした。 ゼミの合間に森林浴で気分転換を図るのもよさそうですね。今後のご利用もお待ちしております。
 県外の大学はもちろんですが、距離も近いですので、鹿児島県内の大学の皆様にも今後さらにご利用頂きたいと思います。

                 








天気も良く、森林散策には最高の1日でした。
人工林・天然林の中を歩きます。








9月19日深夜に演習林を直撃した台風16号によって発生した
風倒木。
台風の爪痕は、演習林内に多数、残っています。                








ビシャゴだけを背景に集合写真。
またのご利用をお待ちしております!
宮崎大学様・鳥取大学様(2016年9月30日~10月1日)

   今年度の4月に来演されている宮崎大学様、今回は2回目となる、鹿児島大学との合同ゼミ合宿になりました。そしてさらに、今回は中国地方から鳥取大学の方も参加されました。 鹿児島大学側も加わり、総勢34名での合同ゼミになりました。4月は卒業論文テーマ設定という段階でしたが、夏休みに入り、それぞれの調査の進み具合や論文の方向性を学生さんがそれぞれ発表されました。
 三大学合同ということで、幅広い研究テーマ、様々な視点から質疑応答が行われ、今後の卒業論文を進める上で、刺激を得たようです。大学での研究生活の総まとめとなる、卒論・修士研究、頑張ってください!

琉球大学農学部亜熱帯地域農学科様(2016年9月12日~9月17日)

   今回、初めてご利用頂きました、琉球大学農学部亜熱帯地域農学科の皆さん。海を越えて、高隈演習林までやってこられました! その目的は、、スギ・ヒノキ人工林での間伐実習です。沖縄では、スギやヒノキの人工林での実習は、植生的になかなか厳しいそうです。
 自然豊かな沖縄の森林を学ぶ学生さんに、本土で行われる林業もしっかり伝えたい、実習で経験させたい、という大田先生のご希望で今回、この実習を行うことになりました。 もちろんチェーンソーも扱うことになるので、立木を伐倒する前に十分に練習も積みました。最初はチェーンソーの扱いも恐々だった学生さんも、回数を重ねるごとに、どんどん腕が上達しました。 間伐する木を選ぶ基準は?どの方向に倒すべきか?ということをふまえて、自分の手で伐倒する。選木、間伐、玉切り、人力による搬出等、終日、汗をめいっぱいかきながら、間伐という作業を頭と体で学ばれたことかと思います。
 本当にお疲れ様でした!また来年もお待ちしております。

                  








まずは、伐倒の基本となる、受け口・追い口の作り方。
じっくり、練習します。








いざ、間伐作業現場へ!
準備・心意気はバッチリです!                







くさびを打っています。職員の補助は最低限。
皆さん、ひとつひとつの作業に、
真剣に丁寧に取り組みます。







全員で力を合わせて引っ張り出す!
生木の重さを実感。。。







技術職員も入って集合写真!
皆さんお疲れ様でした!
岩手大学農学部・暖帯林概論(2016年8月30日~9月1日)

   毎年恒例の岩手大学・暖帯林概論。この実習は1979年から始まり今年で37年引き継がれている実習で、岩手大学と本学の森林系コースの間で行われる交換実習です。
 鹿児島大学郡元キャンパスに集合した22名の皆さん。農学部の教室で開講式を終えると、桜島フェリーに乗り、桜島溶岩実験地や桜島ミュージアム等を見学して、桜島独特の地質や植生を学びます。 高隈演習林では、鹿大生による交流会が開かれました。翌日は演習林内の照葉樹林を散策。岩手とは植生が全く異なりるため、初めて見る樹木や草花がほとんどです。 片手に図鑑を持ちつつも、初めて見るからか、「これは何ですか?」との質問が多かったです。
 最終日、世界遺産の屋久島へと旅立っていきました。屋久島では、さらなる奥深い神秘的な森林に触れたのではないでしょうか?また、来年もお待ちしております!

                  








去年の暖帯林実習は天候に恵まれず、、、
雨天の中の林内散策でしたが。。。
今年は晴天なり!とっても気持ちのいい3日間でした。















演習林の守り神的存在のスダジイさん。
登るもよし、中に潜るもよし!大人気です。                







鹿大生との交流会!大人気バーベーキューです。
この交流はずーっと続いています。







屋久島にて。スダジイとは比べ物にならない大きさです。
屋久杉工芸品の見学にも行きました。
          
鹿児島国際大学国際文化学部生物学研究室 様(2016年8月25日~8月27日)

   昨年度に引き続き、野生動物調査に来られました。そして今回は、鹿児島大学共同獣医学部藤田先生が率いる学生さんとの合同実習となりました。実習1か月前に、センサーカメラ、コウモリ捕獲用麻布トラップを演習林内に設置。また、普段から沢登りのフィールドとなっている沢に、川ネズミがいるのではないか?とのことで、その調査も行いました。
センサーカメラは、獣道(野生動物の通り道)を探して設置。コウモリ捕獲用麻布トラップには、コウモリを誘因するためのアカメガシワを林内で採集し、麻布に巻きつけて木の枝に吊るしました。沢では、川ネズミの糞を探して生息場所を探りました。
 それから1か月後の実習で回収されたセンサーカメラには、うさぎやアナグマ、猪、コウモリが撮影されていました。
残念ながらコウモリは捕獲することができませんでしたが、これだけはっきりと撮影されるのは稀なことだそうです。
 今回が初めての野生動物調査だった学生さんも多く、さらに野生動物に興味や調査意欲が湧いたようです。

                  








アカメガシワと一緒に麻布トラップを枝に吊り下げます。
コウモリが巣として住み着いてくれることを願って、、、







林内を散策し「ここらへんが獣道だろう」ということで、
センサーカメラ設置位置ポイントを探していきます。







くまなく川ネズミの糞を探します。
動物が生息しているという証拠です!







鹿児島国際大学・鹿児島大学、2泊3日間の共同実習。
同じ分野で学ぶ学生さんたちの交流は、共同利用ならでは!







今回撮影されたコウモリ。
はっきりと全体が写っています。
          
公開森林実習「南九州における素材生産・流通システム実習」(2016年8月23日~8月25日)

  公開森林実習とは、「全国農学系学部相互間における単位互換に関する協定」に参加する大学の農学部の学生が他大学の
実習を受講できる単位互換制度です。
今回の「南九州における素材生産・流通システム実習」は、特に国内林業生産に関心のある学生、林業職公務員、
フォレスターとして地域林業の振興を志す学生さんにとってもお勧めの実習内容となっています。
また、この実習の参加者は学生だけではありません。同日開催で、林業事業体等で働く方々も参加されています。
そして合宿型の実習なので、じっくり講師の先生や、現場で働く林業のプロからも話を聞くことができます。
鹿児島近隣県の施業現場も皆で見学に出かけます!今回の学生さんは、はるばる京都からこの実習に参加。
遠方からは大変だったかと思いますが、いろんな方との交流もあり、とても中身の詰まった実習になったようです。

                  








皆伐後の植林地にて。
実際の山を見ながら、講師の説明を受けます。







演習林職員による素材生産現場へ行き、
間伐作業の時間計測調査を役割分担して行いました。







ときには講義室でグループワークもします。
現場で働く人たちのリアルな意見を聞くチャンスです。







ドイツ製の林業機械と一緒に記念撮影。
外部の見学では、宮崎県や熊本県まで出かけて、
演習林だけでは見ることのできない機械や施業方法を見学します。
九州大学・農学研究院森林計画分野 様(2016年8月10日~8月12日)

  前回、下見に来られたエリアの本調査に来られました。 真夏の調査は大変だったかと思いますが、予定エリアの調査が無事終了したとのことで良かったです。 お疲れ様でした。

           
長崎大学教育学部 様(2016年8月6日~8月8日)

  今年度2回目となる、長崎大学教育学部井手弘人先生の研究室の皆さんです。 今回の実習内容は。。。。
11月に演習林で行われる、垂水小学校・総合学習「森のたんけんたい」の事前研修です。
こどもたちの気づき、学びを深めるために、 まずは自分たちは「森」についてどのくらい知っているのか?
ということで、日中は林内を散策しながら、 「森」に関する既知をメンバーで共有していきました
子どもたちに見せる“浸透実験”も練習します。。。
そして、夜は高隈演習林・井倉先生がひとつひとつ、学生さんの疑問に答える形で、新たな知識や理解を深めました。

 森の中で見つけるであろう子供たちの発見を
いかに教科と連結させながら、総合的に集結させることができるか?
「森のたんけん」という活動を、自分たちなりにどのようにデザインして展開していくか?
と、なんとも難しそうな課題を、長崎大学・井手先生が学生さんたちに提示。 教師を目指す研究室ならではですね。 夜遅くまで、学生さんたちは意見交換を行っていました。 11月の総合学習が待ち遠しい限りです!   





















こんなに立派な大木!こども達も登るだろう。
まずは自分たちが登ってみる!
「上の方の葉っぱ、いくつか違う種類がある」
「苔が生えてる!」「中に入れそう!」
自分たちが気づいたこと、疑問に思うことを共有する





森の土はなぜやわらかい?雨はどこへ行くのか?
土が固くなるとどうなるの?を実験してみる。
11月にこども達に披露する浸透実験の練習をしています。






井手先生の「井」! 井倉先生の「井」!

11月の「森のたんけんたい」楽しみにしてます!!
   
九州大学・農学研究院森林計画分野 様(2016年7月6日)

   今回は、次回の調査の為にと調査エリアの下見に来られました。次回、本調査に移るとのことです。
本演習林は開山して106年になりますが、こちらの調査エリアは、1979年に設定されてから毎回定期的に樹木の成長調査が行われています。引率の先生が鹿児島大学にいらっしゃった頃から調査を続けられているとのこと。今後の貴重な研究・調査資料となります。また、調査の際はお待ちしております。

  
志學館大学 様(2016年6月11日~6月12日)

  今回が初めての高隈演習林利用となる、志學館大学の皆さんがやってきました。「フィールドで学ぶ環境科学」受講生、1年生~3年生の学生さん18名です。実習の前に、演習林での実習内容をより深めようということで、志學館大学にこちらの教員が出向き、事前講義も行いました。
 人工林や天然林・林業現場・川の源流等々、歩き・見て・触れてもらい、林業と環境の関わりとは?森林が持っている機能とは?・・・と、実際の森林・林業を通して皆さんに考えてもらいました。この高隈演習林での体験から、何かひとつでも環境問題を考えるきっかけ・ヒントになるものを見つけてくれたのかな、と思います。
 宿舎では、受講生同士協力して食事はすべて自炊してもらい、夜はお楽しみのバーベキューも行いました。
霧と雨の2日間で、初めてのことだらけで大変だったかと思いますが、普段これまで森林の中にどっぷり入ることはなくリフレッシュできました!という声が多くあがりました。また、来年度もお待ちしております!









普段、町で見る川の始まりは一体どこにあるのか?
流れに逆らいながら、川の始まりを探しに行きました。







林業の必須アイテム、チェーンソー。
初めて見る人、触る人。
恐る恐る、持っています。







日中はたっぷり活動した分、
夜はバーベキューをたっぷり食べました!
ドイツ・ロッテンブルク大学 様(2016年4月・5月・6月)

  4月に来日・来演されてからその後、本格的な調査が始まりました。
日本固有種であるスギの調査が卒論のテーマとのことで、演習林のスギ林の中で、
樹高や枝ぶり(どの方角に、直径何cmの枝が生えているか?)等、1本のスギを切り倒して、計測し、小さくし、
1本のスギの幹・枝・葉、全てを袋に詰めて山からすべてを持ち帰るという作業でした。
 梅雨時期だったので、ブルーシートを屋根代わりして、鹿児島大学生と一緒に作業することもしばしば。
限られた滞在期間でしたが、毎日朝から夕方まで、調査お疲れ様でした!
 また、是非演習林に遊びに来てくださいね。






スギの重量を計っています。





対象となるスギに印をつけます。
このスギの高さ、枝の本数、枝の生えている方向、重量
などなど、調べます。







雨の日はブルーシートの下で調査。
鹿児島大学生も協力しています。
  
長崎大学・教育学部 様(2016年6月6日~6月8日)

  昨年度計4回、演習林をご利用頂きました長崎大学教育学部・井手先生。今年度も17名の研究室メンバーの皆さんを率いていらっしゃいました。長崎大学の皆さんには、昨年度から地元小学校の総合学習の体験活動の受入れに関わって頂いてます。
 今回の子どもたちの活動内容は「沢登り」。その活動の中で、いかに子どもたちの気付きを引き出すか?
多くのことを感じてもらうか?自分たちも初めて沢登りをしながら、子どもたちの安全を見守りつつ、学生さんたちは、子どもたちの頭の引き出しを開ける、様々な工夫を仕掛けていきます。そして夜は日付が変わる寸前まで、その日の反省・翌日の打合せをしていました。
 次回の総合学習の受入れは11月になります。また今年度も、子供たち・大学生、ともに充実した時間を過ごせるといいですね。またお待ちしております。






演習林入り1日目。夜のミーティング。
明日からの沢登りに向けて、
演習林教職員・鹿大生も一緒に、
井手先生のゼミ講義を受けます。







沢を登るのは、子どもたち自身で。
流れが急で危ない場面は、
子どもたちが協力するように大学生は見守ります。







壁面から滴る川の始まりを見つけた!
それを見た子どもたちが何に気付くのか。。。

後ろからそーっと、見ています。

ドイツ・ロッテンブルク大学 様(2016年4月9日~11日・18日)

  昨年度、初めて高隈演習林に見学に来られたロッテンブルク大学の学生さん。今年度は、高隈演習林にてスギの調査をされるとのことで来られました。
 まずは演習林の林内を自由に散策したり、宿舎施設に宿泊したりしながら高隈演習林のことを知ってもらいました。宿舎では、宮崎大学・鹿児島大学の合同ゼミ合宿のメンバーとも一緒に過ごしたようです。
 これから本格的な調査が始まるようです。日本での慣れない生活の中で調査は大変かと思いますが、日本の森林や林業、文化などにも触れながら頑張って欲しいです。








宮崎大学・鹿児島大学の学生と宿舎にて食事&交流会。
夕食はお鍋でした!







高隈演習林事務所にて。
学生さんと職員の顔合わせです。
          
宮崎大学・農学部森林緑地環境科学科 様(2016年4月9日~10日)

  昨年度に引き続き、今回も鹿児島大学の森林政策学研究室との合同ゼミ合宿ということで、1泊2日の利用となりました。新年度のゼミ合宿ということで、新たな卒論、修論の研究テーマの発表もあったことかと思います。
 また、ドイツのロッテンブルク大学の学生さんもいらっしゃったので、3大学の共同利用となり賑やかな合宿になりました。今後も定例化して、合同のゼミ合宿を予定されているとのことです。
 またのご利用お待ちしております!  








宮崎大学・鹿児島大学の両研究室、
併せて総勢30名!の合同ゼミの始まりです。







ゼミが終わったら。。
夜は鍋を囲みながら、交流を図ります!
ドイツからの学生も一緒です。





集合写真。
これから1年間、お互いに研究・調査・発表を重ねて、
よりよい成果が出ますように!

お問合せ先


内容、日程等の詳細は相談にて。お気軽にお問合せ下さい。

〒891-2101 鹿児島県鹿児島市海潟3237  鹿児島大学農学部附属演習林
Tel:0994-32-6329  Fax:0994-32-7665
事務係:E-mail:tf-jimu@agri.kagoshima-u.ac.jp
担当教員(井倉):E-mail:inotch@agri.kagoshima-u.ac.jp

  
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