進取の気風にあふれる総合大学国立大学法人鹿児島大学

農学部 地域連携ネットワークプロジェクト

研究教育プロジェクト

湧水町におけるアーモンド栽培とその将来性

プロジェクト概要

本研究教育プロジェクトは、湧水町で行われた地域懇談会をきっかけにして、鹿児島大学農学部と共同研究が実施されたものである。2016年1月29日に開催された地域連携ネットプロの成果報告会の報告内容に基づき、簡単に概要を説明する。
湧水朝雨では、大学との共同研究以前に、同町内でアーモンドの植栽計画があり、以下のような内容で進められていた。

1)湧水町のアーモンド推進事業
地方創生に寄与するポイント
①「健康志向・本物志向」が高まる中、「健康志向・本物志向」にこだわり国産アーモンドを使用した商品を開発、製造を行うことにより需要が高まる。
②桜のような花が咲き、開花時期が3月中旬から4月中旬と長いことから花フェスティバルなどイベントの開催等により、交流人口が増加する。また、アーモンドが町のシンボルとなり、地域への愛着、誇りを涵養することで新たな地域おこしの進展につながる。
③農家が地域で安定的に収入を確保するとともにアーモンド事業の拡大により、アーモンドを栽培する農家が増え、遊休農地の解消につながる。また、アーモンドを使用した特産品の開発を行い、本町独自の「地域ブランド」を設定することで、全国を見据えての6次産業化による創出に期待できる。さらに、本町独自の「地域ブランド品」として、「仮称 株式会社湧水町」が販売先及び販売ルートの確保を行うことにより、経済的にもやっていける農業とし、後継者不足や担い手不足に歯止めをかける。

プロジェクト対象地域

2)アーモンド栽培および研究計画
定 植
場所:湧水町栗野岳中腹の標高約500mの町有地約3ha
本数:2,000本( 2品種)
時期:2016年2~3月

プロジェクトに関係している教職員

本教育研究プロジェクトに対して、鹿児島大学農学部研究グループを形成して取り組むこととし、果樹園芸学、農業気象学、植物栄養・肥料学、作物学、青果保蔵学、遺伝子制御学、 附属農場唐湊果樹園が参画し、今後、鳥獣害、病害虫関係の研究も必要と考えている。




プロジェクト活動記録

・鹿北製油と意見交換を行い、アーモンドの苗を入手し、唐湊果樹園にて、栽培試験を開始
・湧水町植栽地の土壌サンプルを採取分析を開始、土壌水分と気象観測装置を設置し、観測を開始。
・湧水町植栽地で、鹿大の学生が手伝って、地元の子供たちがアーモンドを植栽